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90分に生まれた劇的恩返し弾…徳島、FW河田篤秀の決勝ゴールで新潟に完封勝利

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[9.19 J2リーグ第20節 新潟0-1徳島 デンカS]

 J2リーグは19日、第20節を開催し、デンカビッグスワンスタジアムではアルビレックス新潟徳島ヴォルティスが対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半45分にFW河田篤秀が決勝点を奪って徳島が1-0の完封勝利を収めた。

 ホームの新潟は9月13日のJ2第19節北九州戦(●1-2)から先発1人を入れ替え、FW鄭大世らを先発起用。一方、アウェーの徳島は前節金沢戦(△1-1)から先発3人を入れ替え、FW垣田裕暉、MF垣田裕暉、MF藤田征也らがスターティングメンバ―に名を連ねた。

 前半22分にゴールに迫ったのは徳島。高い位置でのボール奪取を成功させ、渡井のラストパスを垣田がダイレクトで狙うも、シュートは枠上に外れる。前半25分には新潟に好機。左サイドのDF荻原拓也が送ったボールをPA内の鄭大世が胸トラップで落ち着け、反転から右足シュートを放つ。しかし、ジャストミートさせられずにGK上福元直人にキャッチされてしまった。

 0-0のまま後半を迎えると、同5分に徳島をアクシデントが襲い、負傷したDF田向泰輝がプレー続行不可能と判断され、DF福岡将太との交代を余儀なくされた。同14分には新潟がMFロメロ・フランク、徳島は同18分にMF岸本武流とDFドゥシャンを投入するなど、両チームともに選手交代を行って状況を打開しようと試みる。

 後半27分には徳島が新潟のミスからチャンスを迎える。荻原のバックパスに走り込んだ垣田がGK小島亨介をワンタッチでかわしたものの、角度のない位置からシュートを打てず。中央に折り返すも最後は小島にキャッチされて得点を奪うには至らなかった。

 終盤には徳島が攻勢をかけるが、後半42分にはMF小西雄大のクロスから河田が放ったヘディングシュートがポストを叩くなど、なかなか得点は生まれない。しかし、同アディショナルタイムに右サイドから岸本が送ったラストパスを河田がダイビングヘッドで合わせて、ついに新潟ゴールをこじ開ける。18年まで新潟に在籍した河田の恩返し弾が決勝点となり、徳島が1-0の完封勝利を収めた。

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