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スペイン紙「大きな驚き」“バルサ大改革”の波は若手有望株にも…

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MFリカルド・プーチ(左から3番目)が招集外に

 バルセロナは19日、同日にカンプ・ノウで開催するガンペル杯のエルチェ戦に向け、23名の招集メンバーを発表した。その中でカンテラ出身の21歳MFリカルド・プーチが理由不明の招集外となったことから、スペイン『アス』は「大きな驚き」として伝えている。

 プーチは2019年4月にラ・リーガ初出場を果たし、昨季はキケ・セティエン前監督の下、公式戦33試合で2ゴール5アシストを記録。これまでのプレシーズンマッチにも全て招集されて出場機会を得ていたが、突然のメンバー外となった。

 その一方で、新型コロナウイルス感染で合流が遅れていた新加入MFミラレム・ピャニッチが初招集。負傷明けのFWアンス・ファティも名を連ねた。プーチに関してクラブから負傷や戦術的理由といった説明はなく、スペイン『アス』は驚きを示している。

 スペイン『エル・デスマルケ』によると、プーチはロナルド・クーマン新監督から今季の構想外を宣告されたという。同紙はスペインのラジオ局『RAC1』のジェラール・ロメロ氏のツイートを引用し、オランダ人指揮官がプーチを戦力としてカウントしていないこと、そしてクラブから出ていった方が良いことを本人に伝えたと報じている。

 チーム刷新のため、これまでFWルイス・スアレスらベテランの主力数名に“戦力外通告”を行ってきたとされるクーマン監督。バルセロナ大改革の波は若手の有望株にも及んでいるようだ。

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