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バイエルン、7年を過ごしたチアゴに感謝…CEO「振り返ってみるとペップの要求に応じて正解だった」

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リバプールに移籍したMFチアゴ・アルカンタラ

 バイエルンの首脳陣が退団したMFチアゴ・アルカンタラに別れの言葉を残した。

 昨季にバイエルンでブンデスリーガ、DFBポカール、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の3冠に貢献した29歳のチアゴは、新たな挑戦を求めてクラブとの2021年までの契約を延長することを拒否。バイエルンが求める移籍金をリバプールが支払うことを決め、移籍が実現した。移籍金は公表されていないものの、『Goal』の取材によれば、2200万ユーロ+ボーナス800万ユーロ(総額:約37億円)とみられている。

 7年をミュンヘンで過ごした、長年の功労者チアゴに対し、ハサン・サリハミジッチSD(スポーツディレクター)は以下のようにコメントした。

「チアゴは素晴らしい選手であり、素晴らしい人間だ。彼はバイエルンと結びつき続けるだろう。彼の子供たちはミュンヘンで生まれた。彼が健康で、今求めているものを見つけられるように祈っている」

 また、カール・ハインツ・ルンメニゲCEOは加入当初を振り返りつつ、感謝を述べた。

「(当時の指揮官)ペップが『チアゴか、誰も来ないかだ』と言っていたのをよく覚えている。振り返ってみると、ペップの要求に応じて大正解だった。22歳のタレントから、完璧な選手へと成長し、個人的にも非常に感謝している。彼は異なるリーグで、スポーツ的に新たな挑戦を求めた。だからリクエストに応じ、リバプールへと向かった。チアゴと家族の幸運を祈る」

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