beacon

[前期]白熱天王山はドロー決着!4年ぶりリーグ早慶戦は橋本FK弾で慶大に軍配!専大が最下位転落:第11節

このエントリーをはてなブックマークに追加

慶應義塾大が橋本健人のFK弾で早慶戦に勝利

 JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦1部の前期第11節が19日に行われた。

 首位の明治大と2位の桐蔭横浜大による天王山は、2-2のドローで決着した。

 前半29分に明大がDF岡庭愁人(3年=FC東京U-18)のアシストからFW佐藤凌我(4年=東福岡高/東京V内定)が頭で決めて先制に成功。しかし同40分にMF橘田健人(4年=神村学園高/川崎F内定)の蹴ったCKにMF神垣陸(4年=尚志高)が飛び込んで桐蔭横浜大が同点。後半26分には再び橘田が今度はFKを蹴り入れると、DF遠藤凌(4年=浦和ユース)が頭でねじ込み、試合をひっくり返す。

 だが王者は諦めない。今節より追加登録されたばかりで後半18分から途中出場していたMF小林春稀(3年=東海大相模高)が同34分に値千金の同点弾。昨年のインカレ決勝でも対戦した実力校同士の激突は、勝ち点1を分け合う結果に終わった。

 3位の早稲田大慶應義塾大との早慶戦に臨んだ。リーグ戦での対戦は実に4年ぶり。伝統校の意地がぶつかり合った一戦は終盤まで緊張感のある展開が続いたが、後半42分、DF橋本健人(3年=横浜FCユース/山口内定)が直接FKを沈めて、慶大が1-0で勝利をもぎ取った。

 下位争いでは最下位に沈んでいた中央大法政大と1-1で引き分け。連敗を5で止め、勝ち点1を積み上げた。同勝ち点の4で並んでいた専修大駒澤大に0-3で完敗。そのために順位が逆転し、中大が11位、専大が12位となった。

 今節で前期が終了。後期は10月10日に開幕する。しかし新型コロナウイルスの影響で活動が制限されている大学が出ているため、前期の全日程を消化しているのは明大と桐蔭横浜大のみ。延期となっている試合は後期リーグ戦の合間の平日などに組み込まれる予定でいる。

 なお、リーグ中断期間には、トーナメント大会のアミノバイタルカップを実施する。

[RKUフットボールフィールド A面]
早稲田大 0-1 慶應義塾大
[慶]橋本健人(87分)

[RKUフットボールフィールド B面]
順天堂大 2-1 国士舘大
[順]杉山直宏(11分)、白井海斗(65分)
[国]松岡大智(45分+3)

駒澤大 3-0 専修大
[駒]猪俣主真(34分)、薬真寺孝弥(57分)、荒木駿太(87分)

[流通経済大学龍ケ崎フィールド]
法政大 1-1 中央大
[法]安光将作(44分)
[中]高岸憲伸(6分)

明治大 2-2 桐蔭横浜大
[明]佐藤凌我(29分)、小林春稀(79分)
[桐]神垣陸(40分)、遠藤凌(71分)

暫定順位表
順 チーム 勝点 試合 勝 分 負 得 失 得失
1.明治大 25 11 8 1 2 24 11 +13
2.桐横大 20 11 6 2 3 16 13 +3
3.早稲大 18 8 6 0 2 23 7 +16
4.駒澤大 14 10 4 2 4 22 20 +2
5.国士大 14 10 4 2 4 14 14 0
6.慶應大 14 10 4 2 4 13 16 -3
7.法政大 13 10 3 4 3 18 16 +2
8.順天大 10 8 4 1 3 13 13 0
9.筑波大 8 7 2 2 3 11 13 -2
10.立正大 7 5 2 1 2 6 7 -1
11.中央大 5 10 1 2 7 8 23 -15
12.専修大 4 10 1 1 8 12 27 -15

●第94回関東大学L特集

TOP