beacon

ビジャレアル、乾フル出場のエイバルに逆転勝ち! 久保は後半40分から右サイドで見せ場

このエントリーをはてなブックマークに追加

[9.19 ラ・リーガ第2節 ビジャレアル2-1エイバル]

 ラ・リーガは19日、第2節を各地で行い、MF久保建英所属のビジャレアルとMF乾貴士、FW武藤嘉紀が所属するエイバルが対戦した。左ウイングで先発フル出場の乾を起点にエイバルが先制したが、ビジャレアルの2トップがそれぞれ1点ずつを決めて逆転し、2-1で勝利。久保は後半40分から右サイドハーフで出場。新天地初戦の武藤はベンチ入りしたが出番はなかった。

 試合は前半9分、まずはビジャレアルにビッグチャンス。DFパウ・トーレスのロングフィードで生まれたセカンドボールからDFアルフォンソ・ペドラサが敵陣に攻め上がると、MFモイ・ゴメスのクロスに反応したFWジェラール・モレノがワンタッチで流し込む。ところがこれはオフサイドの判定が下され、ゴールは認められなかった。

 ビジャレアルはその後も背後へのボールを有効に使って攻め込み、惜しくもオフサイドとなる場面が多発。一方のエイバルは前半21分、相手CKのカウンターからGKマルコ・ドミトロビッチのフィードが背後に抜けた乾に入り、完璧な右足アウトサイドトラップからドリブルでゴール前まで駆け上がる。だが、GKの股下を狙ったシュートはGKセルヒオ・アセンホに阻まれ、絶好機を逃した。

 そのままスコアレスでハーフタイムを迎えたが、後半5分にエイバルが先に試合を動かした。MFセルヒオ・アルバレスのボール奪取から乾がターンして縦に出すと、これを受けたMFエドゥ・エスポジトのスルーパスにFWキケ・ガルシアが抜け出し、最後はアセンホをかわして流し込んだ。

 それでもビジャレアルは後半18分、左を攻め上がった途中出場DFペルビス・エストゥピニャンのクロスがファーに流れると、MFサムエル・チュクウェゼの折り返しをモレノが決めて同点。さらに26分、M・ゴメスのパスをモレノがワンタッチで出し、フリーで抜け出したFWパコ・アルカセルがGKを避けながら決めて逆転に成功した。

 後半40分には、ベンチスタートの久保がチュクウェゼとの交代で右サイドハーフに入った。久保は43分、タッチライン際からゴールライン際をドリブルで駆け上がってゴール前にグラウンダーでのクロスを供給。しかし、ゴール前には誰もおらずアシストとはならず。またアディショナルタイムにもドリブルシュートを狙ったが、力なくGK正面に飛んだ。試合はそのままタイムアップを迎え、ビジャレアルが今季初勝利を飾った。

●海外組ガイド
●ラ・リーガ2020-21特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP