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王者レアル・マドリーが5季ぶりドロー発進…エーデゴーア“古巣戦”先発も得点生まれず

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レアル・マドリーはMFマルティン・ウーデゴーアが先発

[9.20 ラ・リーガ第2節 ソシエダ 0-0 R・マドリー]

 ラ・リーガは20日、第2節を各地で行い、昨季王者のレアル・マドリーソシエダと0-0で引き分けた。開幕節を同じく0-0で引き分けた2015-16シーズン以来、5年ぶりにシーズン初戦で勝ち点を落とした。

 今年8月中旬まで昨季のUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメントを戦っていたR・マドリーは開幕節が試合なし。この日が今季のラ・リーガ初陣となった。今季は目立った補強を行っていないため、先発メンバーも昨季の選手が中心。唯一、昨季までソシエダに期限付き移籍していたMFマルティン・ウーデゴーアが復帰初戦で古巣に挑む形となった。

 前半はR・マドリーが一方的にボールを握り、ソシエダがコンパクトな布陣で受け止めるという構図。最初の決定機は36分、左コーナーキックからの攻撃でDFセルヒオ・ラモスが強烈なボレーシュートを狙ったが、DFアイエン・ムニョスが身を挺してブロックした。さらに38分、MFビニシウス・ジュニオールのボール奪取からカウンターをスタートし、FWカリム・ベンゼマにパスが入ったが、GKをかわして放った左足シュートは枠を外れた。

 スコアレスのまま迎えた後半2分にはソシエダにビッグチャンス。FWミケル・オヤルサバルの浮き球パスに反応したMFアンデル・バルネチェアが左足ボレーで狙ったが、わずかにゴールマウスを外れた。R・マドリーも17分、FWロドリゴ・ゴエスのパスを受けたベンゼマが右足を振り抜くも、シュートは右ポストにヒット。両チームともになかなか得点を奪えない形が続いた。

 ソシエダは後半18分、マンチェスター・Cから加入したMFダビド・シルバをFWアレクサンドル・イサクに代えて投入。R・マドリーはその後、カスティージャ所属の20歳MFマルビン・パークと18歳MFセルヒオ・アリーバスをトップチームデビューさせたが、多くのチャンスはつくれず。両チームにゴールが生まれないままスコアレスドローに終わった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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