beacon

ケイン英国人初の4アシストからソン・フンミン4発! モウリーニョが称えたのは…

このエントリーをはてなブックマークに追加

[9.20 プレミアリーグ第2節 サウサンプトン2-5トッテナム]

 トッテナムFWハリー・ケインがプレミアリーグ第2節のサウサンプトン戦で4アシストを記録し、イングランド出身選手としてはプレミアリーグ初の偉業を達成した。なお、ケインは昨季2アシストにとどまっており、わずか1試合で2倍の数字を叩き出したことになる。

 トッテナムはこの日、前半32分にFWダニー・イングスのゴールで失点したが、そこから大量5得点を奪い、終わってみれば5-2で圧勝。逆転劇を牽引したのがケインとFWソン・フンミンによるホットラインだった。

 まずは前半アディショナルタイム3分、ケインのダイレクトパスに抜け出したソンが角度のないところから同点ゴールを沈めると、後半開始早々にもケインのスルーパスからソンが勝ち越し点。さらに19分には浮き球のスルーパスから、28分にはアーリークロスからゴールが生まれ、いずれもケインからソンという流れで4ゴールを奪った。

 チームの5ゴール目も自ら沈めたケインは試合後のインタビューで「早い時間に失点を許してしまい、試合の立ち上がりには失望した」としながらも「ハーフタイム直前のゴールが大きなブーストとなり、後半により強度を上げて、多くのチャンスを決めることができた。とても素晴らしい試合だったし、5点も取ることができた。もっと前に進んでいける」と話した。

 またジョゼ・モウリーニョ監督もケインを名指しで称賛。「みんながソニー(ソン・フンミン)をマンオブザマッチと言うのは知っている。プレミアリーグで4点も決めるという信じられないことを成し遂げたのだからね。ただ、自分は監督だ。ハリーがわれわれにしたことは一つの例だし、そこにハイライトを見るつもりはないが、あれがこのチームの基本だ」と述べている。

●プレミアリーグ2020-21特集

TOP