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開幕戦アシストの遠藤航が地元紙でチームのMOM …後半の “クオーターバック化”で存在感

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地元紙でチームのMOMに選出されたMF遠藤航

 シュツットガルトは19日のブンデスリーガ開幕節でフライブルクをホームに迎え、2-3での惜敗を喫した。地元紙『シュツッットガルター・ツァイトゥング』は、フル出場を果たした日本代表MF遠藤航をチームのマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出した。

昇格組のシュツットガルトが1部復帰戦で対戦したのは昨季8位のフライブルク。“ズュードヴェスト(西南)ダービー”とも呼ばれるこの試合では8分、26分にそれぞれセットプレーから失点。後半早々にさらに追加点を奪われたが、65分に遠藤が3バックの最終ラインの中央に入ってからは、71分にFWササ・カラジッチが1点返すと、81分にはFWシラス・ワマンギトゥカが遠藤のフィードから得点。終盤は幾度も好機を迎えていたシュトゥットガルトだが、あと一歩及ばず勝ち点の獲得には至らなかった。

『シュツッットガルター・ツァイトゥング』は、遠藤のパフォーマンスをシュツットガルトのMOMに選出しながらも、チーム4位タイの「3」と及第点(最高評価は得点者など3人の「2.5」)をつけている。「いつものように走りを惜しまず、たくさんのパスをプレーし、デュエルを避けなかった。だが、それの多くを制することができず。日本人選手はまだブンデスリーガのレベルに慣れる必要があるが、フライブルク戦では少なくとも諦めることはなく、徐々に改善できていた」とやや厳しめな寸評となっている。

 しかしながら、同紙は別の記事も掲載し、その中では「フライブルクとの対戦でシュツットガルトは惜しくも引き分けには至らず。赤と白のチームがあれほど力強い反撃を見せたのは、主にワタル・エンドウという1人の選手に関係する」と強調。スヴェン・ミスリンタートSD(スポーツディレクター)が「うちのボディーガード」と呼び、「このチームには欠かせない存在」とも評価される遠藤について「安定したスタッツ(23分まで94%のパス成功率、86%のデュエルの勝率)こそは記録していたが、彼がいつも見せてきたほどの影響力は示せていなかった」と指摘するも、後半に入ってからは大きな変化が見られたという。

「フライブルクの3点目(48分)は、日本人選手の目覚ましコールになったようだ。エンドウは目覚めた。MFのエンジンは攻撃により絡むようになる。ペレグリーノ・マタラッツォ監督も道具箱を取り出し、ボディーガードにクオーターバックの役割を与えた。マタラッツォはマルチン・カミンスキを交代し、プレシーズンでも取り組ませていたように、日本代表を3バックのDFラインに動かしたのだ。これでシュトゥットガルトサッカーの一番いい時間帯が始まった」

 その終盤のチームパフォーマンスにはフィリップ・クレメントやカラジッチといった途中出場の2人の貢献もあったが、それと並び「主に、勇敢且つクレバーな縦パスでシュツットガルトのプレーを勢いづけたエンドウのおかげでもある」とのこと。「エンドウは結局10.42kmの運動量、72%のデュエル勝率、87回のボールタッチ、92%のパス成功率、1アシストを記録し、我々編集部は『3』と評価した。それらを考慮した上で、総合的にエンドウは我々の『マン・オブ・ザ・マッチ』となった」と説明している。

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

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