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「いつの日か出て行くかもしれないが…」ドルトムント幹部が今夏のサンチョ退団を否定

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FWジェイドン・サンチョ

 ドルトムントのディレクターを務めるセバスティアン・ケール氏は、FWジェイドン・サンチョが“いつの日か”クラブから退団するとしつつ、今夏の放出は否定している。

 2017年夏にマンチェスター・シティからドルトムントに加入したサンチョ。すると、ブンデスリーガを舞台に順調に成長する同選手は、昨シーズンに公式戦44試合で20ゴール20アシストを記録するなど大きなインパクトを残した。

 今夏の移籍市場で新たなウイングの獲得を熱望するマンチェスター・ユナイテッドは、同選手に強い関心を示していた。サンチョ自身も母国復帰を望むとされ、プレミアリーグのクラブと金銭面で合意に近づくと報じられていたが、クラブ間交渉は難航を極め、10月5日のデッドラインデーまで交渉をまとめることは不可能との見方が強まっている。

 去就に揺らぐサンチョの現状について、ケール氏はドイツ『Ruhr Nachrichten』で「ジェイドンは良く、そしてプロらしくトレーニングをやっている。フットボールをプレーできてうれしそうだ」と話し、今すぐではないものの、将来的にクラブから離れる可能性を認めた。

「もちろん、いつの日か彼は新たな挑戦のためにクラブから離れるかもしれない。しかし、今現在、彼はボルシア・ドルトムントでハッピーで、ボルシア・ドルトムントも彼がいることにハッピーだ。彼はこのクラブにいて、これからもここにいる。これは責任のあるクラブからの重大な声明だ。ジェイドンがいなければ、このチームは悪くなる」

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