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期限延長もオファーせず? ドルトムントはマンUのサンチョ獲得アプローチに“困惑”と英記者

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ドルトムントFWジェイドン・サンチョ

 ドルトムントは、今夏マンチェスター・ユナイテッドのFWジェイドン・サンチョ獲得アプローチに対して困惑しているようだ。『スカイスポーツ』が伝えている。

 今夏の移籍市場で、サンチョをトップターゲットに据えていたとされるマンチェスター・U。ドルトムント側も交渉にオープンな姿勢を見せていた。しかし、ドルトムント側が設定したプレシーズンキャンプが始まる8月10日の期限までに交渉は合意に至らず。そして、ドルトムントはサンチョが今季残留すると明言し、すでに公式戦2試合に先発させている。

 しかし複数メディアによると、マンチェスター・Uはサンチョ獲得を諦めておらず、移籍市場が終了する10月5日までにオファーを送ると報じられている。『スカイスポーツ』のリポーターやプレゼンターを務めるダルメシュ・セス氏は、ドルトムントはアプローチに困惑していると語っている。

「マンチェスター・Uが正式に獲得するための期限は切れた。ユナイテッドは8月1日の期限までに(ドルトムントが)交渉に応じることを十分に理解していたと、私は聞いている」

「そしてその期限は10日まで延長されたが、ユナイテッドは何の接触もしなかった。その代わりに、代理人に支払う額や選手との個人的な条件にフォーカスしていた。ドルトムントは一貫して、サンチョが今季もここでプレーすると語っている」

「セバスティアン・ケール(ディレクター)は21日の時点で、サンチョはクラブに残ると宣言している。『我々には責任がある。重要な声明だ』と語った。『いつかは移籍するかもしれないが、今のところ彼はドルトムントで幸せだ。我々も同じである』と」

「ドルトムントとこの取引の関係者は、ユナイテッドのアプローチに『困惑している』と私に言ってきたよ」

 またセス氏は、「ユナイテッドはサンチョ獲得へ向けて残りの移籍市場で動くかもしれないし、サンチョが受け入れることを期待しているだろう」とコメント。その一方で「問題は、ドルトムントが代役を連れてくる必要があること。彼らはサンチョを含めたプランを立てていた可能性がある。(代役を探すとすれば)時間がかかるだろう」とし、マンチェスター・Uの補強活動に懐疑的な見解を示した。

「ユナイテッドはライバルクラブが補強を行うのを見てきたはずだ。結果として、売却するクラブは『必死なにおいがする……価格を吊り上げられる』と考えるだろう。我々が以前に離した“ユナイテッド税”は、移籍市場が終わりに近づくにつれて高騰するだろう」

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