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「トミヤスという新CBに出会えたから」ボローニャ幹部が守備陣の補強終了を示唆

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 ボローニャのクラウディオ・フェヌッチCEOが20日、インタビューに応じ、今夏の移籍市場の補強について説明した。地元紙『コリエレ・ディ・ボローニャ』が伝えている。

 昨シーズン、リーグ戦33試合連続で失点を記録するなど守備が課題とされたボローニャ。今夏の移籍市場においては、指揮官シニシャ・ミハイロビッチのフィオレンティーナ時代からの愛弟子であるDFロレンツォ・デ・シルベストリを獲得し、サイドバックの補強を行った。

 続いてボローニャは、指揮官が要望していた通り、新たなセンターバックの獲得に回るとみられていたが、ボローニャCEOは守備陣の補強の終了を示唆。昨シーズン、右SBのレギュラーとして活躍した日本代表DF冨安健洋がCBの補強になるとの見解を示した。「メルカートで、デ・シルヴェストリが加わったことで、チームは新たなCBに出会えた。それはトミヤスのことだ。したがって今回の移籍期間において、新たなCBの加入はない」と述べた。

 フェヌッチCEOは、補強を断念した理由として、新型コロナウイルスによる財政危機に言及。「我々の株主が大きな損害を受け、MLSの少々計画を見直すことになった」と説明している。なお攻撃陣の補強については引き続き検討していることを示唆。ディナモ・キエフに所属する20歳FWブラディスラブ・スプリアハの名前を挙げ、「予算の範囲内であれば獲得を目指すが、そうでなければ断念する」と述べた。

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