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旗手が2発!! 追いすがる横浜FCを振り切った川崎Fが6連勝…4680日ぶりJ1出場のカズは最年長出場記録更新

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首位の川崎フロンターレが6連勝を飾った

[9.23 J1リーグ第18節 川崎F3-2横浜FC 等々力]

 J1リーグは23日、第18節を開催し、等々力陸上競技場では川崎フロンターレ横浜FCが対戦。前半22分にMF田中碧のゴールで川崎Fが先制すると、後半1分にFW旗手怜央が加点。同3分にDF小林友希に決められて横浜FCに1点差に詰め寄られるも、同22分に旗手が決めて突き放す。その後の横浜FCの反撃を1点に抑えた川崎Fが3-2の勝利を収め、6連勝を飾った。

 5連勝中で首位を快走する川崎Fは9月20日の前節・浦和戦(○3-0)から先発5人を入れ替え、FWレアンドロ・ダミアン、旗手、田中、DF山村和也、そして昨年11月2日の広島戦以来の先発出場となるMF中村憲剛らをスタメン起用。一方、アウェーの横浜FCは前節・大分戦(●0-1)から先発7人を入れ替え、53歳6か月28日での出場でJ1最年長出場記録を更新したFW三浦知良、42歳のMF中村俊輔、39歳のMF松井大輔らがスターティングメンバ―に名を連ねた。

 前半14分にゴールに迫ったのは川崎F。中盤で中村俊輔からボールを奪い取ると、中村憲剛が右サイドの旗手に展開し、グラウンダーのクロスをL・ダミアンが合わせるも、DF田代真一にブロックされてしまう。しかし同22分、PA内でCKのこぼれ球を拾った田中が寄せてくる相手を巧みにかわすと、右足のシュートを突き刺して川崎Fが先制に成功した。

 その後も川崎Fがボールを保持し、圧力を掛けて試合を進める。多くのセットプレーの機会を得てゴールを脅かすが、横浜FCが体を張った粘り強い守備で追加点を許さずに前半を終えた。

 1-0と川崎Fがリードしたまま後半を迎えると、後半開始直後の同1分に川崎Fが2点目を奪取。高い位置でのボール奪取を成功させると、左サイドのMF守田英正からボールを呼び込んだFW小林悠がワンタッチでPA内に送り、走り込んだ旗手が右足で流し込んでリードを2点差に広げた。しかし、直後の同3分、中村俊輔が蹴り出したCKを小林友希が体に当てて押し込み、すぐさま横浜FCが1点を返す。

 後半11分には横浜FCベンチが動き、三浦に代えてFW斉藤光毅を投入。さらに同15分には中村俊輔と松井に代え、MFレアンドロ・ドミンゲスとMF手塚康平を同時にピッチへと送り込んだ。同22分にはL・ドミンゲスのスルーパスからPA内に侵入した瀬沼が狙うも、好反応を見せたGKチョン・ソンリョンが左手で触れたボールはクロスバーを叩いて同点ゴールとはならなかった。

 すると、直後の後半22分、小林悠の縦パスに反応し、小林友希と入れ替わってボールを奪った旗手が左サイドから切れ込んでPA内まで持ち込むと、冷静に右足シュートでネットを揺らし、再び川崎Fがリードを2点差に広げる。だが、同29分にL・ドミンゲスの丁寧な横パスに走り込んだMF佐藤謙介が強烈な右足ミドルを突き刺し、横浜FCがまたもや1点差に詰め寄った。

 同点に追い付こうとする横浜FCは後半36分に斉藤が放ったシュートが枠上に外れるなど、3点目は奪えず。逃げ切った川崎Fが3-2の勝利を収めた。

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