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監督退任発表で揺れる神戸、イニエスタ弾などで打ち合い制して8試合ぶり白星

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[9.23 J1第18節 神戸4-3鳥栖 ノエスタ]

 ヴィッセル神戸サガン鳥栖との点の奪い合いを4-3で制した。神戸は連敗を2で止め、8月23日の浦和戦以来、8戦ぶりの白星をあげた。

 ここ1か月勝利のないチーム状況で、トルステン・フィンク監督が前日に退任を発表。ただ選手たちは周囲の雑音を振り払うかのように気持ちの入った戦いぶりをみせた。

 序盤から点の奪い合いになった。しかし神戸が常に先行しながらゲームを進める。前半9分にMFアンドレス・イニエスタのパスからチャンスを作り、MF山口蛍がコースを突いたシュートを決めて先制。同17分にFW金森健志に同点弾を浴びるが、同20分、FW古橋亨梧の横パスをエリア内で受けたイニエスタがワンタッチでさらに深く侵入。左足でニアを抜いて、勝ち越しに成功した。

 後半に入ると、鳥栖が6分にMF原川力が直接FKを鮮やかに決めて再び同点に追いつくが、同10分、イニエスタのロングボールから古橋が決めて勝ち越しに成功。さらに同23分にはカウンターからイニエスタのスルーパスで前を向いた古橋が左足を振り抜いて、神戸がこの日初めて2点のリードを奪った。

 その後、後半26分に途中出場のFW林大地に2戦連続となるゴールを許して1点差に詰め寄られた神戸だったが、リードを守り切ることには成功。4-3で打ち合いを制した神戸が、8戦ぶりの勝ち点3を獲得した。試合後、フラッシュインタビューに答えた古橋は「チーム一丸となって勝てたので嬉しい」とホッとした表情で話した。

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