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[MOM3215]大分FW堤聖司(3年)_昨冬糧にパワーアップ。九州の注目ストライカーが3発!

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大分高の注目FW堤聖司は3得点の大暴れ

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.20 九州・山口BL U-18 大分高 3-2 ルーテル学院高 宮崎日大高第2G Bコート] 

 九州屈指のストライカーがハットトリックの大活躍だ。大分高は昨年から先発を務める10番FW堤聖司(3年)が3得点。Jクラブも関心を寄せる注目株が結果を残し、チームを勝利へと導いた。

 前半、前線での落とし、抜け出しからMF田中脩人(3年)のラストパスをボレーで決めた。その後も177cmの高さを活かしたヘディングシュートを連発するなどルーテル学院高ゴールを脅かす。

 そして、後半にはMF前園陽人(2年)のスルーパスで抜け出して勝ち越しゴール。さらにMF佐藤亜力(3年)とのコンビで右中間へ抜け出すと、切り返しからの左足シュートで3点目を叩き出した。

 前日の県リーグでは、大分U-18のセカンドチームにDF2人でマークされて苦しんだ。それでも、この日はスペースもある中で3発。「県外だったらあまりマークされなくて、1対1の部分だったら剥がせる自信がある。今日はやりやすかったので、点を決めれたと思います。でも、前半でもっとチャンスあった中で1-1だったので、もっと決めていれば、もっと楽な試合だったと思います」と引き締めていた。

 大分の小野正和監督は「春先よりも一回りくらい大きくなっているので、トレーニングも一生懸命やるし、あの子は決めれば勝ちますし、決めなければ難しくなる」と堤への信頼感を口にする。また、チームメートの左SB廣瀬涼也(3年)は「大黒柱というか、あそこに入れれば収めてくれるし、とりあえず困ったらあそこを見れば良いとか、試合で点を決めてくれたりするので頼りになる存在だと思います」と頼れるエースについてコメントしていた。

 その堤は昨年度の選手権の反省を活かしてパワーアップ。「去年の選手権で矢板中央のCBがデカくて、それに何もできなかったのが悔しくて。当たり負けしない体作りから始めて、それが県総体くらいから実感できるようになって自信になっています」という。

 また、普段から柏FWオルンガのプレーをチェック。「裏抜けもボールキープも何をやっても凄い選手なので、You Tubeも良く見ていますし、Jリーグも昨日も見ましたし、憧れの選手です」。Jリーグを席巻しているケニア代表FWのように、自分もまずは大分で止まらない存在になる。

「自分が決めないとチームの流れも良くならないと思うし、そういう意味でも自分が決めてチームに貢献できればベストかなと思います。大分県は絶対に優勝して、全国では去年、一昨年とPKで負けて悔しい思いをしているので、簡単に勝てる相手ではないと思いますけれども一つ一つ、目の前の試合に勝てて行ければ良いと思っています」。プロ志望でアピール中。磨いてきた強さやヘッド、抜け出しと得点感覚の高さも発揮して大分に多くの白星をもたらし、自身の夢も叶える。

(取材・文 吉田太郎)
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