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ジダンが混迷バルサに言及「彼らはスポーツ的に…」

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バルセロナに関して言及したジネディーヌ・ジダン監督

 レアル・マドリージネディーヌ・ジダン監督が26日のラ・リーガ第3節ベティス戦に向けた前日会見に出席し、ライバルであるバルセロナの状況について語った。クラブ公式サイトが伝えている。

 昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝でバイエルンに2-8で敗れ、12年ぶりの無冠に終わったバルセロナ。惨敗から3日後にはキケ・セティエン前監督を解任し、新たにロナルド・クーマン氏を招へいした。しかし、新指揮官の下でチーム刷新を図る中、FWリオネル・メッシとフロントの対立が表面化し、退団騒動に発展。エース流出という最悪のシナリオは免れたが、構想外となったFWルイス・スアレス(→A・マドリー)、MFアルトゥーロ・ビダル(→インテル)、MFイバン・ラキティッチ(→セビージャ)といった主力選手たちが相次いでクラブを去った。

 ジダン監督は混迷するバルセロナについて「何が起こっているのか具体的に私は知らない」と前置きし、「全てのクラブにそれぞれの事情、難しい点があると思う。バルセロナはスポーツ的にあらゆるものを賭けて戦うチームになるだろう。その点について私は何の疑問も抱いていない」と言及。今季も難しい相手になるだろうとみているようだ。

 レアルは2020-21シーズン初戦となった20日のラ・リーガ第2節ソシエダ戦で0-0のドロー。指揮官は今季初勝利を目指すベティス戦に向け、「ベティスはいつもレベルの高い選手たちを抱えるチーム。ペジェグリーニ新監督の経験とともに今年、そして明日の我々との対戦で良いベティスを目の当たりにすることになるだろう」と気を引き締めている。

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