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プーマが異例の仲介…差別発言でネイマールと争う相手側を説得へ

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長期の出場停止処分を受ける可能性があるFWネイマール

 プーマがパリSGのFWネイマールマルセイユのDFアルバロ・ゴンサレスを和解させるため、互いの差別発言を巡る争いの仲介に入るようだ。スペイン『アス』が報じている。

 ネイマールは13日に開催されたフランス・リーグアン第3節でA・ゴンサレスから人種差別発言を受けたと主張。その一方で、A・ゴンサレスに同性愛者差別用語を浴びせた疑惑や、DF酒井宏樹に対して人種差別発言を行った疑いが持たれている。

 プーマは12日にネイマールと長期のパートナーシップを締結したことを発表したばかり。アメリカの経済誌『フォーブス』によると、契約料はナイキ時代を大きく上回り、サッカー史上最高額となる2300万ポンド(約31億円)とみられる。

 前述の問題発言でネイマールが制裁を受けた場合、ブランドのイメージが大きく悪化し、歴史的な損失を被る恐れがあるとプーマは懸念しているという。そのため当事者の間に入り、A・ゴンサレスの説得を試みるようだ。

 現在、フランス・プロリーグ機構(LFP)は調査中としており、処分内容の発表は30日の予定。双方の発言が事実と確認されれば、A・ゴンサレスは最大10試合、ネイマールは最大20試合の出場停止処分を科される可能性があると伝えられている。

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