beacon

南野拓実のリバプール移籍は「絶対に意味のあるもの」…ザルツブルク時代の恩師が語ったワケ

このエントリーをはてなブックマークに追加

リバプールで好調を維持するFW南野拓実

 リバプールの日本代表FW南野拓実について、かつての“上司”であるラルフ・ラングニック氏が語っている。

 24日に行われたカラバオカップ3回戦でリバプールは敵地でリンカーンと対戦。今季の公式戦で初めて先発出場した南野は、1-0で迎えた前半18分にエリア外からカーブのかかった巧みなミドルシュートをゴール右隅に突き刺してチームに追加点をもたらす。4-0で迎えた後半開始直後にはGKが弾いたボールに詰めてこの日2点目をマーク。さらに、チーム7点目のFWディボック・オリギのゴールの際にはアシストを記録し、7-2の勝利に大きく貢献した。

 南野は今年1月にザルツブルクから加入したが、昨季は公式戦で得点に絡めず。しかし、今季はアーセナルとのコミュニティ・シールドでもゴールを奪い、すでに3ゴールを挙げている。南野のザルツブルク時代、クラブのスポーツディレクターを務めていたラングニック氏は『スカイ・スポーツ』で南野がリバプールにとって重要な選手になると話す。

「チャンピオンズリーグの重要な試合に向け、全選手が完全にフィットしていれば、おそらくスタメンには入らないだろう。だが、いつでもサブとして連れて行くことができる。彼はリバプールにとって非常に貴重な選手だし、プレミアリーグやカップ戦で下位チームと対戦する場合には、いつでもスタメンに入れる」

 また、南野のオールラウンド性にも言及。プレミアリーグでプレーするトップ選手の名前を出しながら説明する。

「彼はデレ・アリやカイ・ハヴェルツと同様に、攻撃的なポジションではオールラウンダーのような存在だ。リバプールのようなチームでは、ほぼすべてのポジションでプレーできるだろう」

 ラングニック氏は「今回の移籍は絶対に意味のあることだったと思う」と語り、南野のビッグクラブ挑戦を支持。南野の今後のさらなる活躍に期待したいところだ。

●海外組ガイド
●プレミアリーグ2020-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP