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GKも動けない岡崎の渾身ボレーはクロスバー直撃…ウエスカ、敵地でバレンシアとドロー

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FW岡崎慎司は開幕3試合連続で先発出場

[9.26 ラ・リーガ第3節 バレンシア1-1ウエスカ]

 ラ・リーガ第3節が26日に行われ、FW岡崎慎司の所属するウエスカはアウェーでバレンシアと対戦し、1-1で引き分けた。岡崎は開幕3試合連続でスタメン出場し、無得点のまま後半35分に途中交代。チームは3戦未勝利(2分1敗)となった。

 今季初勝利を狙ったウエスカは4-4-2のフォーメーション。岡崎は2トップの一角に入った。対するバレンシアの布陣も4-4-2。開幕2試合連続で先発出場していた19歳の韓国代表MFイ・ガンインはベンチスタートとなった。

 ウエスカはバレンシアを相手にボールを握る展開。前半7分、右サイドで幅を取り、ハーフスペースでバックパスを引き出したMFハイメ・セオアネが右足で鋭いクロスを送る。だが、PA内中央で反応した岡崎のヘディングは惜しくもミートしなかった。

 その後も攻め込みながらゴールを奪えずにいると、前半38分にバレンシアが先制する。左サイドのFKからキッカーのMFダニエル・バスが右足で低いクロスを供給。ニアに敵味方が飛び込み、そこをすり抜けたボールがゴール右に吸い込まれた。

 1点ビハインドで折り返したウエスカは後半もボールを保持して試合を進める。後半13分にはPA手前左で岡崎がボールを収め、左サイド後方からフォローに来たDFハビ・ガランにパス。再び受け直して内側に持ち出し、右足でミドルシュートを打つが、大きく枠を外れた。

 それでも後半18分に同点弾が生まれる。右CKからキッカーのMFダビド・フェレイロが右足でアウトスイングのクロス。PA内中央のDFディミトリス・シオバスが戻りながら頭で合わせると、ふわりとしたボールがGKハウメ・ドメネチの左手と右ポストに当たってネットを揺らし、1-1となった。

 後半27分には右サイドのDFペドロ・ロペスがアーリークロス。岡崎がPA内中央に入ったところでバスに寄せられながら右足で合わせる。ジャストミートした強烈なボレーシュートに対し、この日ファインセーブを続けていたGKドメネチは一歩も動けなかったが、クロスバーに嫌われた。

 岡崎は後半35分に交代となり、今季初ゴールは次節以降に持ち越し。一方、バレンシアは同40分にイ・ガンインを投入する。終盤はバレンシアが攻勢をかけたが、最後まで勝ち越し弾を奪えず、1-1でタイムアップを迎えた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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