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名門マルセイユ通算150試合出場!酒井宏樹「誇りに思う。欧州キャリアはここで終わらせて…」

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DF酒井宏樹がクラブ通算150試合を迎えた

 マルセイユDF酒井宏樹は、クラブ通算150試合を迎えたことについて口を開いた。

 2016年夏にハノーファーからマルセイユに加入した酒井。過去3シーズンはチームの主力として活躍し、2017-18シーズンのヨーロッパリーグ(EL)決勝進出に貢献した同選手だが、昨シーズンは負傷を抱えて調子を落とすなど、ベンチを温める機会が増え、今夏の移籍市場では去就に関する報道も飛び交っていた。

 それでも、マルセイユで5シーズン目を迎えた同選手は、先日のパリSGとの“ル・クラスィク”でネイマールを封じ込めるなど好パフォーマンスを披露し、ここまでリーグ戦5試合すべてで先発出場している。

 そんな日本代表サイドバックは、クラブのインタビューでマルセイユで通算150試合を迎えたことについて「単純にうれしいですし、このようなクラブで150試合プレーできたということを誇りに思います」と話し、フランスの名門でプレーできることへの思いを語った。

「(加入当時にこれほどプレーできるとは)まったく思っていませんでしたし、1年目から試合に使ってもらえたことをうれしく思います。1試合1試合全力でやってきて、その積み重ねでこの150試合という記録に辿り着けたと思うので、1試合1試合本当に誇りをもってプレーしています」

「ここでプレーする意味を本当に大きく感じていますし、日本の皆さんが思っている以上にここでの戦いはすごく激しく、責任の大きいもので、その1試合1試合が人間的にも、プレーヤー的にも大きくしてくれたと思います」

 また、思い出の試合について問われ「誕生日にゴールを決めたライプツィヒの試合」と3シーズン前のEL準々決勝の一戦を挙げた同選手は、ファンとの関係性やクラブへの感謝を示した。

「(ファンは僕に対して)非常に友好的であると思いますし、僕も彼らのことをリスペクトしているので、お互いにとって良い関係であると思います。この関係性が続くようにこれからも頑張っていきたいです」

「(マルセイユは)僕にとっては自分を救ってくれたクラブであると思います。希望としては、ヨーロッパでのキャリアをここで終わらせたいと思いますし、次選ぶ道は日本という形が僕の中で今一番理想の道筋です。ドイツで2部に降格した自分に声をかけてくれたのはオリンピック・マルセイユですし、ヨーロッパの僕の行きたいチームから声がかからなかった場合は日本に帰ろうと思っていたのでそれが(救ってくれたと言った)理由ですね」

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