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C大阪が再び首位追走スタート!! MF清武が途中出場から逆転1G1A、仙台はFW西村2発も6連敗

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FWブルーノ・メンデスが先制点

[9.27 J1第19節 仙台2-3C大阪]

 J1リーグは27日、第19節を各地で行い、セレッソ大阪ベガルタ仙台を3-2で破った。1点ビハインドから途中出場のMF清武弘嗣が1ゴール1アシストの大活躍。チームは2連敗中で首位の川崎フロンターレから勝ち点を離されつつあった中、再び追撃の合図となる勝ち点3を獲得した。一方の仙台はこれで17年ぶりの6連敗となった。

 前節から中3日での一戦。ホームの仙台は前節の横浜FM戦(●1-3)で欠場のGKヤクブ・スウォビィク、DFシマオ・マテ、DF浜崎拓磨が先発に復帰し、6人を入れ替えて臨んだ。対するC大阪は2連敗となったFC東京戦(●0-2)から3人を変更し、DF片山瑛一、MF木本恭生、FW柿谷曜一朗を新たに起用した。

 試合は仙台がボールを握るものの、C大阪が持ち味の守備で応対するという展開。両チームともにミドルシュートが目立ち、決定機をなかなかつくることができない中、C大阪が先に試合を動かした。前半44分、左サイドに開いた柿谷がクロスを送ると、DF柳貴博に当たって軌道を変えたボールにFWブルーノ・メンデスが反応。ニアの角度がないところから流し込んだ。

 それでも後半はC大阪の守備に綻びが出た。まずは12分、仙台は左のハーフスペースでDF平岡康裕の縦パスを受けたMFパラが前進すると、斜めの角度からアーリークロスを供給。DF瀬古歩夢の背後を取った西村がニアサイドに走り込み、フリック気味のワンタッチシュートでゴール右隅に流し込んだ。

 さらに後半20分、仙台は柳からの縦パスを受けたMF椎橋慧也がワントラップからクサビのパスを送り、これをC大阪のDFマテイ・ヨニッチが後逸。こぼれ球を拾った西村がシュートモーションに入ると、詰めたDF松田陸が倒れ込みながら妨害し、仙台にPKが与えられた。キッカーは西村。真ん中のコースに力強いキックを突き刺し、仙台が逆転した。

 C大阪は後半23分、柿谷とFW奥埜博亮を下げて清武とFW豊川雄太を投入すると、33分には木本とここまで18試合連続フルタイム出場だったDF松田陸に代わってDF小池裕太とMF藤田直之を起用。すると36分、清武の右コーナーキックに反応したヨニッチが高い打点のヘッドで同点弾をたたき込んだ。

 試合はこのまま終わるかと思われたが後半アディショナルタイム1分、途中出場から同点弾をアシストしたばかりの背番号10が勝負を決めた。C大阪は瀬古、藤田、MFレアンドロ・デサバトとつないだ流れるようなパスワークから清武が左サイドでボールを受け、カットインから右足を一閃。鋭いシュートをファーポスト脇に突き刺した。これが決勝点となり、C大阪が3-2で勝利。3試合ぶりの勝利で再び首位追走態勢に入った。

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