beacon

勝ち点17差が帳消しに…福岡が長崎とのダービー圧勝で7連勝!!

このエントリーをはてなブックマークに追加

2ゴールを挙げた福岡FW遠野大弥

[9.27 J2第22節 長崎1-3福岡 トラスタ]

 J2第22節が27日に開催された。4位アビスパ福岡は敵地で3位V・ファーレン長崎と対戦し、3-1で勝利。前半14分にFW遠野大弥が先制ゴールを挙げると、後半5分に再び遠野が決め、同21分にはMF石津大介がダメ押し弾を奪った。同アディショナルタイム4分に長崎のMF名倉巧に1点を返されたが、そのまま逃げ切りに成功。7連勝で長崎と勝ち点40で並んだものの、得失点差で順位に変動はなかった。

 上位直接対決となった“九州ダービー”。両チームの勝ち点差は第16節終了時点で最大17の開きがあった。しかし、当時首位だった長崎は直近6試合勝ちなし(5分1敗)。対照的に福岡は6連勝を飾っており、前節終了時点で3ポイントまで縮まっていた。

 長崎がボールを支配する中、先手を取ったのは福岡。前半14分、DFエミル・サロモンソンが敵陣の右サイドでこぼれ球に反応し、外側のMF増山朝陽に預けて前方に走り込む。リターンパスを引き出し、PA内右からワンタッチで折り返すと、フリーでファーに飛び込んだ遠野が左足で蹴り込んだ。

 5試合ぶりにネットを揺らした遠野は後半5分にもゴールを陥れる。右サイドでボールを奪取したMF松本泰志が素早くパスを出し、受けた遠野がPA内右に進入。DF徳永悠平に寄せられながら右足でシュートを放ち、ゴール左に決める。今季の得点数を7に伸ばし、リードを2点に広げた。

 さらに後半21分、左サイド後方のFKからDF輪湖直樹が左足で浮き球のロングパス。PA手前左のFWフアンマ・デルガドが胸で落とすと、石津がダイレクトで左足を振り抜く。強烈なシュートでニアの上を破り、今季2点目をマークした。

 長崎は早めに5枚の交代枠を使い切って打開を試みる。後半アディショナルタイム4分には左CKの流れから名倉が左足で決めて1-3。だが、反撃はここまでとなり、4戦ぶりの黒星で7試合未勝利(5分2敗)となった。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2020シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!
●[J2]第22節2日目 スコア速報

TOP