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[九州・山口BL U-18]ルーテル学院は「今、伸び盛り」の2年生FW荒牧が2発

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後半40分、ルーテル学院高の2年生FW荒牧琉偉人が左足でゴール

[9.20 九州・山口BL U-18 大分高 3-2 ルーテル学院高 宮崎日大高第2G Bコート] 

 台頭中の2年生アタッカーが2得点を叩き出した。ルーテル学院高は3トップの一角で先発したFW荒牧琉偉人(2年)が存在感ある動き。ハイプレスで相手DFからボールを奪い取って決定機を演出したほか、仕掛け、ラストパスの部分でも攻撃を牽引していた。

 前半16分には左FW中村優我(3年)のパスを受けると、CBをかわして左足で先制ゴール。1-3の試合終了間際にも中村とのコンビネーションによってゴール前でフリーとなり、左足で追撃ゴールを挙げた。

 小野秀二郎監督が「今、伸び盛り。ようやく本格化しつつある」と期待する2年生。エースFW島崎大河(3年)が不在のため先発起用されたが、その中で結果を残した。本人は「大河が帰って来るまでに監督にもアピールして、3トップの一角に食い込めるように頑張っていきたい」と先発奪取へ意欲十分。アピールを続けてチャンスを掴む。

 自分自身の強みについて、「自分はそんな大柄な選手ではないので、相手の一瞬の隙を突けるように常に駆け引きをするところです」と分析。そして、川崎FのMF三笘薫を憧れの存在に挙げる荒牧は「必ず1対1をかわすこと。個での打開力をもっと高めて自分からシュートまで持っていくための力をもっとつけたい」と誓った。選手権へ向けてより力をつけ、熊本制覇の力になる。

(取材・文 吉田太郎)
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