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最多2得点のバルサ17歳ファティ、ビジャレアル戦のMVPを逃した驚きの理由

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2ゴールの活躍を見せたFWアンス・ファティ

 バルセロナのFWアンス・ファティは27日に行われたラ・リーガ第3節ビジャレアル戦でチーム最多の2ゴールを挙げたが、同試合のMVPには1アシストのDFジョルディ・アルバが選出された。この件についてスペイン『カデナ・セール』が「信じられない理由」として説明を行っている。

 昨季にトップチームデビューを飾り、ラ・リーガのクラブ史上最年少となる16歳304日で初得点を記録したファティ。17歳で迎えた今季初戦でスタメン入りすると、前半15分にJ・アルバの折り返しに右足で合わせ、チームのファーストゴールを挙げる。5分後にはMFコウチーニョのラストパスを受け、右足のシュートで追加点を奪取。さらにFWリオネル・メッシの3点目につながるPKを獲得するなど、3得点に絡む活躍で4-0の快勝に貢献している。

 しかし、試合後にMVPを手にしたのはJ・アルバだった。同メディアによると、18歳以下だったことが理由だという。リーガで同賞のスポンサーとなっているのはビールブランドの『バドワイザー』。スペインで合法的に飲酒ができない選手をアルコールと関連付けることはできなかったようだ。

 ファティは2002年10月31日生まれ。メッシがバルセロナでトップデビューを果たした時はまだ1歳だった。同メディアは「彼が18歳になる1か月後には何かが変わるかもしれない」とレポートしている。

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