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「オーレとクラブのハネムーンは終わった」マンチェスター・U元主将が今季のトロフィー獲得を要求

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選手時代のオーレ・グンナー・スールシャール監督とロイ・キーン氏

 元マンチェスター・ユナイテッドのロイ・キーン氏は、オーレ・グンナー・スールシャール監督にはトロフィーが求められると語った。

 2018年12月に選手として長年在籍したマンチェスター・Uに指揮官として帰還したスールシャール監督。就任直後からチームを立て直し、昨シーズンには3位フィニッシュを飾ったが、カラバオカップ、FAカップ、ヨーロッパリーグの3つのトーナメントすべてで準決勝敗退と就任以降トロフィーを手にできていない。

 ジョゼ・モウリーニョ政権時代の2017年に複数のタイトルを獲得して以降、無冠が続く古巣の現状を受け、“闘将”で知られ1999年のトレブル達成など計13個ものメジャートロフィーを手にしたキーン氏は、イギリス『スカイスポーツ』で元チームメイトであるスールシャール監督が現職を続けるためには、トロフィーが必要だと主張した。

「今年、オーレに求められているものは(これまでと)異なると思う。昨シーズンは、『トップ4に入ることができれば…』と言われていた。それに、3つの準決勝に進んだことも理解しているが、今年はそれ以上が求められる。オーレはトロフィーを手に入れなければならないと思う。ハネムーン期間は終わったんだ。特に先週のようなパフォーマンスを続けていれば、プレッシャーは高まるばかりだ」

 また、仮にトップ4を逃せばスールシャール監督のクビが飛ぶと予想した同氏は、ブライトン戦のチームパフォーマンスについて「もちろん、最高だったわけではないが、ブライトン戦の結果(3-2の勝利)に彼らは満足はしているはずだ。しかし、(クリスタル・パレスに1-3で敗北した)1週目から心配な兆候が出ていた」と話し、古巣への心配を続けた。

「まだ始まったばかりだが、クリスタル・パレスとブライトンに多くのゴールとチャンスを与えていた。このような兆候はグレートではない。マンチェスター・シティやリバプールが相手なら結果は間違いなく違っていた。あれだけチャンスを与えることはグレートではない」

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