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FC東京、永井の決勝弾で17年ぶり埼スタ勝利…浦和は2試合連続完封負け

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決勝点を奪ったFC東京FW永井謙佑

[9.30 J1リーグ第29節 浦和 0-1 FC東京 埼玉]

 J1リーグは30日、第29節を開催し、埼玉スタジアムでは浦和レッズFC東京が対戦。前半37分にFW永井謙佑の得点で先制したFC東京が、そのまま逃げ切って1-0の完封勝利を収めた。FC東京が埼玉スタジアムで開催された浦和とのリーグ戦で勝利を収めたのは、03年7月12日のJ1リーグ・1stシリーズ第12節以来、17年ぶりとなった。

 ホームの浦和は9月26日の前節・横浜FC戦(●0-2)から先発6人を入れ替え、FW興梠慎三、FW武藤雄樹、MF汰木康也、MF長澤和輝、DF宇賀神友弥、DF橋岡大樹らを先発起用。一方、アウェーのFC東京は前節・鳥栖戦(●0-3)から先発7人を入れ替え、FWレアンドロ、FW永井謙佑、MF安部柊斗、MF三田啓貴、DF小川諒也、DF森重真人、DF中村拓海らがスターティングメンバ―に名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半7分には柏木の縦パスを受けた武藤がPA外から果敢に狙うも枠を捉え切れず。その後も浦和がボールを保持して試合を進め、同19分には柏木、武藤とつなぎ、最後はPA内に侵入した興梠が左足シュ-トを放つが、ボールはゴール右に外れた。

 なかなかフィニッシュまで持ち込めなかったFC東京は前半34分、DF槙野智章のパスをカットしたレアンドロがPA内まで持ち込み、角度のない位置から右足で狙うも、西川に阻まれてしまう。しかし同38分にFC東京が先制に成功する。MF柴戸海からボール奪取したMFアルトゥール・シルバが右サイドの中村に展開。中村が送ったグラウンダーのクロスの流れから、最後は永井が自らのシュートのこぼれ球を押し込んでスコアを1-0とした。

 1-0とFC東京がリードしたまま後半を迎えると、後半21分に浦和ベンチが動き、長澤に代えてMFマルティノスを投入。同26分にはマルティノスが送ったクロスの流れから宇賀神が狙うも、相手選手のブロックに遭う。さらに同30分にはマルティノスが右サイドから送ったクロスを興梠がヘディングで合わせるが、シュートはゴール左に外れてしまった。

 後半30分にはFWレオナルド、同40分にはFW杉本健勇とDF山中亮輔をピッチを投入するなど、状況を打開しようとした浦和に最後まで得点は生まれず。逃げ切ったFC東京が1-0の完封勝利を収めた。敗れた浦和は2試合連続完封負けを喫することになった。

(取材・文 折戸岳彦)
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