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バイエルンが2年ぶり独スーパー杯制覇!キミッヒV弾でドルトムントに競り勝つ

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バイエルンが独スーパー杯を制覇した

[9.30 独スーパー杯 バイエルン3-2ドルトムント]

 ドイツスーパーカップが30日に行われ、昨季ブンデスリーガ、DFBポカールを制したバイエルンが昨季リーグ2位のドルトムントと対戦した。MFヨシュア・キミッヒが決勝点を挙げたバイエルンが3-2で競り勝ち、2年ぶりにスーパー杯を制した。

 独スーパー杯は通常ブンデスリーガの開幕前に行われるが、今季は新型コロナウイルスの影響もあり、第2節消化後の開催となった。バイエルンは昨季ブンデスリーガ、DFBポカール、UEFAチャンピオンズリーグを制し、7年ぶりに3冠を達成。27日に行われた第2節ホッフェンハイム戦(●1-4)では公式戦33試合ぶりに黒星を喫し、リスタートの一戦となった。

 前半18分にバイエルンが先手を取った。相手CKからカウンターを発動すると、FWトーマス・ミュラーのパスを受けたFWロベルト・レバンドフスキが折り返し、走り込んだMFコランタン・トリッソが右足ダイレクトでシュート。これはGKマルヴィン・ヒッツが足に当てて防いだが、こぼれ球に詰めたトリッソが自ら押し込んだ。

 先制に成功したバイエルンは左右に揺さぶり、前半32分、左後方からDFアルフォンソ・デイビスがクロスを入れると、ファーサイドのミュラーが頭で合わせ、2-0とした。しかし、ドルトムントもここから押し返し、試合を振り出しに戻す。

 前半39分、前線からプレスをかけ、高い位置でボールを奪取した流れからMFユリアン・ブラントが右足シュートを突き刺し、1-2。さらに後半10分、レワンドフスキからDFマヌエル・アカンジがボールを奪い返すと、MFトーマス・デラネイのスルーパスで抜け出したFWアーリング・ハーランドが左足でゴール左隅に突き刺した。

 拮抗した時間帯が続いたが、次の一点を奪ったのはバイエルンだった。後半37分、相手のパスをカットしたキミッヒが持ち上がり、カウンターアタック。スルーパスを受けたレワンドフスキはシュートを打たずリターンを選択し、キミッヒが右足シュート。一度はGKヒッツに阻まれたが、倒れ込みながらもキミッヒが左足で合わせると、シュートはゴールマウスに吸い込まれた。

 これが決勝点となり、3-2で競り勝ったバイエルンが2年ぶり8度目のドイツスーパーカップ制覇。UEFAスーパーカップに続いて、今季2つ目のタイトルを獲得した。

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