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バイエルン指揮官フリック、ドイツ・スーパー杯戴冠に歓喜「キミッヒがよくやってくれた」

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 ドイツ・スーパーカップを制したバイエルン指揮官ハンジ・フリックがタイトル奪取の喜びを語った。

 現地時間9月30日に行われたドイツ・スーパーカップのバイエルンvsドルトムントは、バイエルンが2点を先行するも、39分、55分とドルトムントに2失点を喫し、2-2と追いつかれる。だが82分、ゴール前でシュートチャンスを迎えたヨシュア・キミッヒがGKマルビン・ヒッツに一度弾かれたボールを押し込み、これが3-2の決勝点に。

 試合後、フリック監督はドイツ『ZDF』のマイクを通じて「勝利という結果が何より重要だった。チームを褒めなくてはならないね」と試合を振り返った。

「我々は2点をリードしたが、そこから一気に困難へと陥った。本来ならもっとうまく試合を運ぶべきだったが、キミッヒがよくやってくれた」

「キミッヒはとてもスペシャルだね。とくにメンタルが素晴らしい。彼はとてつもない資質を備えており、このチームに欠かせないものとなっている」

 そして指揮官はリーグ戦の前節、ホッフェンハイム相手に1-4で敗れた結果を踏まえ「この試合はホッフェンハイム戦に比べてとても良いゲーム内容になった。(アーリング)ハーランドの飛び出しをマヌ(マヌエル・ノイアー)が対処する場面もあったけど、中盤の組み合わせを変えたこともあり、守備ブロックの形成はうまくいったと思う」と述べている。

 そして移籍市場閉幕までにホッフェンハイムFWアンドレイ・クラマリッチを獲得するのではないかとのうわさについては、次のように含みを持たせた。

「クラマリッチのことはよく知っている。彼はブンデスリーガ最高峰のFWであり、その資質は誰もが認めるところだ。何が起こるか、見てみよう。5日まで長らくはかからないだろうからね」

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