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Jクラブ史上初!! 東京Vのリブランディングが「グッドデザイン賞」受賞

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東京ヴェルディが『グッドデザイン賞』受賞を発表

 東京ヴェルディは1日、2020年度の『グッドデザイン賞』の受賞を発表した。東京Vによると、Jリーグクラブが受賞するのは史上初めて。また、スポーツクラブのブランディングが受賞対象になったのも初のケースという。

 グッドデザイン賞は、製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、人々を取りまくさまざまなものごとに贈られる賞。東京Vは創⽴50周年を機に、総合スポーツクラブ化をするためブランディングプロジェクトを始動し、競技の枠を超えてロゴマークなどを統一。ユニフォームにも独自のデザインを採用しており、こうした取り組みが評価された形となった。

 今回の受賞理由について審査員は「スポーツの健全なビジネス化のために、サッカーだけでなく、トライアスロンやチアダンスなどマイナーなものを含む、異なるスポーツチームのブランディングを1つに統合し、かつ、マネタイズしやすいようにデジタルやグッズなどへの横展開にも配慮されている。ビッグスポンサーに頼らず、地域とともに各クラブが自立していくという、これからのスポーツブランディングの手本となるような存在である点が評価された」と伝えている。

 受賞に対して、東京ヴェルディ株式会社の羽生英之代表取締役社長は以下のコメントを発表した。

「我々は、東京ヴェルディの名前を冠した多数のスポーツチームを持ち、日本におけるスポーツ人口の拡大や人材の育成を担っていく総合クラブ化を進めています。すべての競技が同じ志を持って同じ方向へと進んでいくにあたり、それぞれの競技が独自のエンブレムを持つのではなく、拠り所となる共通した新たなアイデンティティーが必要だと考えていました。また、SNSが社会を動かす現代にあって、デジタルの領域やマーチャンダイジングで映えるシンプルなアイコンを用いることで、スポーツビジネスの新たな事業領域であるブランドビジネスへと舵を切る必要性を感じていました。今回のグッドデザイン賞の受賞は、その両面に対して我々がアプローチしてきたリブランディングが評価され、“スポーツビジネスそのものを我々がデザインした”と受け止めていただけた結果だと考えています。我々のブランディングは始まったばかりです。東京ヴェルディから様々な領域で活躍する人材を輩出し、今後はスポーツに留まらずカルチャーの領域にも挑戦し、東京という世界的な都市からスポーツの枠を越えた総合クラブとしての新たな可能性を発信していきます」

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