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堂安律が代表ウィークで長距離移動?ビーレフェルト監督、記者の質問に苦笑「いやいや…」

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日本代表MF堂安律

ビーレフェルトを率いるウーヴェ・ノイハウス監督は、1日に臨んだブレーメン戦に向けた記者会見で、各国代表チームに招集されている選手たちに言及。その中で日本代表チームに呼ばれた堂安律についても触れた。

 ノイハウス監督はこの日、3日に控えるブンデスリーガ第3節でのブレーメンとのアウェーマッチについてコメント。会見が後半に入ると、10月のインターナショナルウィークで各代表チームに向かう選手たちに関する質問も飛んだ。その中、地元メディアの記者はPSVから加入してからの公式戦3試合で先発出場を果たしている堂安についても問われている。

「SNSで久々に日本代表に呼ばれたことを伝えたが、それはグッドニュースか、それとも数千キロの移動を強いられるため不満に思うか」との質問に対し、ノイハウス監督は驚いた様子で眉を上げ、苦笑しながら「いやいや、この点において貴方の情報は間違っているようだね」と返すと、「正しいのはリツは代表チームに招集されたこと。だが、彼らはユトレヒトに集まり、聞いた話では2試合を行う予定だよ」と続けた。

 一方、合計7名のメンバーがそれぞれの代表チームに呼ばれていることを明かした同監督は、長距離移動をするのはベネズエラ代表FWとして南米に向かうセルジオ・コルドバのみと指摘。同選手については「彼こそ貴方がリツに関して言ってたことに該当する。彼が戻って来るのはおそらくバイエルン戦前の木曜日の夕方といった非常に遅い時点だからね」と認めつつ、基本的には「私は自国のためにプレーできる彼らと一緒に喜んでいる」と語った。

 開幕節ではフランクフルトと引き分け、第2節ではケルン相手に勝利を収め、上々なスタートを切った昇格組のビーレフェルト。2部に所属していた時にはメンバーが代表に呼ばれることもほとんどなかったが、今後はインターナショナルウィーク中の練習は不在の選手たちが増えると見られる。その中で、監督としては今回の日本代表の欧州遠征のようなケースはありがたいのかもしれない。
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