beacon

[アミノ]2部3チームが“下剋上”!早稲田、流経、東洋、日大が来年1月の全国大会出場権獲得!!

このエントリーをはてなブックマークに追加

流通経済大が桐蔭横浜大を破った

 アミノバイタルカップ2020 第9回関東大学サッカートーナメント大会の準々決勝が2日に行われた。

 アミノバイタルカップは例年、総理大臣杯関東予選を兼ねた大会として行われるが、今年は総理大臣杯が中止。しかし今年は、来年1月に特例で実施される全国大会への出場権が上位5チームに与えられることになった。そのため準々決勝で勝てば、同大会への出場権を獲得することになる。

 1回戦で明治大が敗れるなど波乱含みの今大会だが、関東2部の流通経済大、東洋大、日本大の3チームと神奈川県1部の東海大が準々決勝に駒を進めていた。

 桐蔭横浜大と対戦した流通経済大は、開始6分にFW加藤千尋(4年=流通経済大柏高)が右足で決めて先制。前半9分にFW松本幹太(4年=東京Vユース/山形内定)に同点弾を決められて試合が振り出しに戻るが、後半10分、またも加藤が今度はこぼれ球を詰めて、勝ち越しに成功。2-1で逃げ切り、全国大会への出場を決めた。

 東洋大も法政大に3-2で競り勝ち、全国大会への切符を手にした。東洋大は前半4分にMF瀬畠義成(2年=JFAアカデミー)が先制弾。後半に立て続けの2発を浴びて逆転を許したが、後半42分にFW佐々木銀士(2年=青森山田高)が起死回生の同点弾。そして延長前半14分にも佐々木がDF土田直輝(4年=大宮ユース)のアシストから左足で決めて、再逆転に成功した。

 明治大、青山学院大を連破する快進撃をみせていた東海大日本大と対戦。しかし前半を1-1で折り返すと、後半14分にMF岡本拓海(1年=広島皆実高)に勝ち越し弾を献上。同34分にもFW荻原翼(3年=JFAアカデミー)にダメを押され、1-3で敗れた。

 唯一、関東1部同士の対戦となった一戦は、早稲田大立正大を1-0で退けた。スコアレスで折り返した後半13分にMF倉持快(3年=桐光学園高)が右足でゴールネットを揺らして均衡を破った。

 この結果、関東1部で出場権を獲得したのは早稲田大のみ。2部から流通経済大、東洋大、日本大の3チームが“下剋上”を果たした。残り1枠は準々決勝で敗れた4チームの中で、今月4日の順位決定戦、そして来月3日に行われる5・6位決定戦を連勝したチームに与えられることになる。

 なお、関東リーグ戦1部の上位にも全国大会への出場権が与えられる。条件はすでに出場を決めた早大、そして今大会で5位に入った1部チームを除く上位4チームとなる。

▽準々決勝
東海大1-3日本大
[東]面矢行斗(38分)
[日]荻原翼2(17分、79分)、岡本拓海(59分)

流通経済大2-1桐蔭横浜大
[流]加藤千尋2(6分、50分)
[桐]松本幹太(9分)

早稲田大1-0立正大
[早]倉持快(58分)

東洋大3-2(延長)法政大
[東]瀬畠義成(4分)、佐々木銀士2(87分、104分)
[法]飯島陸(61分)、松井蓮之(64分)

TOP