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快勝広島、ベテラン健在青山「練習以上」絶品2年ぶり弾!20歳MF東俊希は「ホッとした」J1初ゴール!

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[10.3 J1第20節 広島3-0鳥栖 Eスタ]

 サンフレッチェ広島サガン鳥栖に3-0で快勝した。前半21分にMF浅野雄也が左足で先制点を決めると、同アディショナルタイム1分に2年目MF東俊希のJ1初ゴールで追加点。後半に入り11分にはベテランMF青山敏弘に18年5月6日の神戸戦以来となるゴールが生まれるなど、試合内容でも圧倒した。

 34歳が健在ぶりを示した。長年、広島の中盤を支えてきた青山だが、昨年は日本代表に招集された1月のアジアカップで右膝を負傷。夏場以降にようやく復帰したが、昨季はレギュラーを掴んで以降ワーストのリーグ14試合の出場にとどまった。また得点は奪えておらず、今季もここまで17試合に出場していたが、無得点だった。

 ゴールシーンはショートコーナーから繋いだボールをミドルレンジで受けた青山が右足を一閃。全盛期をほうふつとさせる絶品ミドルだった。これについては青山も「弾道が低くてきれいなボールだった。足に体重が乗っていた、練習以上のものが出せた」と自画自賛。2年間、ゴールがなかったことについてはあまり意識はなかったというが、「少しでも勝利に貢献できるプレーを求めていた。自分の殻(を破る)というか、大きく一歩前進できたようなゴールだったと思います」と振り返った。

 ベテランの復活弾の前にはフレッシュな若手に記念弾が生まれていた。前半アディショナルタイム、鳥栖の横パスがルーズになったところを見逃さなかった東がカット。ワンタッチでエリアに入ると、GKとの1対1を冷静に制した。下部組織出身、2年目の東はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)や天皇杯ではすでに得点していたが、J1リーグ戦は通算31試合目での嬉しい初ゴールになった。

 ゴールが決まった瞬間は喜びよりもホッとした気持ちになったという。「長い間、試合に出させてもらっていた中でチームに迷惑をかけていた。初ゴールが出てホッとしています」。20歳MFは「最近は点以外のところでも落ち着いてプレー出来るようになってきた。これを続けていけるように。そしてもっとクロスの質を上げていきたい」と更なる活躍を誓った。

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