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香川真司、サラゴサ退団に「受け入れるのは難しかった。少し苛立ちを感じる」

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複雑な心境を明かしたMF香川真司

 サラゴサ退団が決定したMF香川真司が、その複雑な心境を明かしている。スペイン『マルカ』や『エル・ペリオディコ・アラゴン』が伝えている。

 2021年までサラゴサと契約を結んでいた香川だが、高年俸やEU圏外枠などがネックとなり戦力外として扱われ、退団することが決定した。香川は遠隔での退団会見で、その失望を隠すことができなかった。

「こうした形での退団は考えていなかったです。違う形で別れを告げたかったですね。少し悲しいです」

「(クラブの決断)は受け入れるのも理解するのも難しいものでした。少し苛立ちも感じますし、言葉で説明するのは難しいです」

 香川のサラゴサでのプレーは、負傷も影響して波があるものだった。

「人々は僕のシーズンの成績に満足していないかもしれません。ですが、僕は2シーズン目に自分のレベルを示すモチベーションや意欲がありました。もし、問題が僕の年俸であったならば、それについて話し合うこともできたはずです」

 香川の移籍先はサラゴサと同じくラ・リーガ2部に所属するサバデルだと噂される。だが、選手本人は移籍先を明確にはしなかった。

「契約解消は1日前のことで、現時点で明確なことはありません。昨季終盤は良い感触がありましたし、フィジカルを維持する必要がありますね。過去には戻れないので、未来だけを見据えて戦い、メンタルとフィジカルを良い状態に保たなくてはいけません」

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