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新体制初戦で小川航基が先制弾も…磐田は京都ウタカの2発で逆転負け

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先制ゴールを挙げたFW小川航基

[10.4 J2第24節 磐田1-2京都 エコパ]

 J2第24節が4日に開催され、暫定13位のジュビロ磐田はエコパスタジアムで同8位の京都サンガF.C.と対戦し、1-2で逆転負けを喫した。前半6分にFW小川航基の得点で先制したが、後半15分と同アディショナルタイム2分に京都のFWピーター・ウタカにゴールを献上。3連敗で7戦勝ちなし(3分4敗)となった。

 磐田は2日にフェルナンド・フベロ前監督の契約解除と鈴木政一氏の新監督就任を発表。新体制の初陣は3-4-1-2で臨んだ。3バックは右からDF山本義道、DF今野泰幸、DF伊藤洋輝となり、中盤は右サイドからMF松本昌也、MF上原力也、MF山本康裕、MF大森晃太郎。前線はトップ下にMF山田大記、2トップに小川とFW中野誠也が配置された。対する京都は3-3-2-2。9月26日に横浜FMからの期限付き移籍が発表されたMF仙頭啓矢は、ウタカとの2トップで復帰後初出場を果たした。

 先に試合を動かしたのは磐田。前半6分、上原が右サイドのハーフウェーライン付近から縦パスを送り、小川が走りながらDFヨルディ・バイスとDF森脇良太の間で受ける。2人が食いついたところで巧みな方向転換からPA手前中央に持ち出し、左足でシュート。森脇に当たったボールがゴール右に転がり込み、9試合ぶりとなる今季8得点目を挙げた。

 磐田は後半も小川を中心にチャンスを作るが、追加点には至らない。すると京都が後半15分に追いつく。最終ラインから攻め上がったヨルディ・バイスが縦パスを出し、PA内中央のウタカがマークを背負いながらトラップ。右に運んで自らシュートコースを生み出し、右足を振り抜く。強烈な弾道でゴール中央に突き刺し、3試合ぶりにネットを揺らした。

 さらに後半アディショナルタイム2分、京都の波状攻撃の流れからPA内左のDF黒木恭平がクロスを供給。中央のウタカがヘッドで合わせると、クロスバーに当たったボールがゴールラインを割る。ウタカの今季17得点目が決勝弾となり、京都が2-1で3試合ぶりの白星をつかんだ。

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