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一気の加速で守備網突破…決勝点お膳立ての名古屋MFマテウス「とりあえず勝負しよう」

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名古屋グランパスMFマテウス

[10.4 J1リーグ第20節 浦和 0-1 名古屋 埼玉]

 相手が寄せてこようが関係ない。名古屋グランパスMFマテウスは持ち味となる鋭い突破から決勝点となるFW金崎夢生のゴールをアシストした。

 0-0で迎えた後半9分だった。左サイドでボールを呼び込んだマテウスだったが、MFエヴェルトンのプレッシャーを受けて後退。ここで、「スペースがない状況でボールを受けて、ショウ(稲垣祥)に出して動き直そうとした」と、プレーの選択肢の一つにはパスがあった。

 しかし、「とりあえず勝負しよう」とギアを入れ直し、ドリブルを選択。エヴェルトンに体を寄せられながらも力強く前進し、一気のスピードアップで振り切る。PA内まで持ち込むと、対面にはDF橋岡大樹が構えたが巧みなフェイントで相手の態勢を崩し、左足のクロスをファーサイドの金崎に届けて決勝点をお膳立てした。

「結果的にゴールが決まって嬉しい」と振り返ると、「今日はチーム全体で良いパフォーマンスを見せられたと思う。浦和とのアウェー戦という難しい試合で勝利を獲得できて良かった」と2戦ぶりの勝利に喜びを表した。

(取材・文 折戸岳彦)
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