beacon

[プリンスリーグ関東]東京Vユースが開幕4連勝!無敗の桐生一が2位へ。昌平は前橋育英撃破

このエントリーをはてなブックマークに追加

前橋育英高昌平高との一戦は昌平の鹿島内定MF小川優介(中央)や前橋育英の神戸内定MF櫻井辰徳(左)らJ内定組が競演

 高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ2020 関東は4日、第5節2日目の4試合を行った。

 開幕3連勝で首位の東京ヴェルディユース(東京)はFW権田陽大の挙げた1点によって三菱養和SCユース(東京)に1-0で勝利。連勝を4へ伸ばした。MF入澤祥真と2年生FW寶船月斗のゴールによって矢板中央高(栃木)を2-1で下した桐生一高(群馬)が、無敗で2位につけている。川崎フロンターレU-18(神奈川)対鹿島アントラーズユース(茨城)戦は川崎FがFW鈴木大登のゴールで先制したが、鹿島はMF舟崎歩武のゴールで追いつき、1-1で引き分けている。

 ともにJ内定選手擁する前橋育英高(群馬)と昌平高(埼玉)との一戦は、昌平が3-2で勝利した。前半10分、昌平は1年生MF荒井悠汰の右CKをニアのMF{{平原隆暉}がヘディングシュート。ポストを叩き、最後はゴールライン上にこぼれたボールをCB唐木晃が右足でゴールへ蹴り込んだ。昌平はさらに13分、荒井を起点とした攻撃から、左サイドで巧みにボールを運んだ鹿島内定MF小川優介がDFラインとGKの間へ浮き球のラストパス。これに反応した新潟内定FW小見洋太がGKの頭上を破って2-0と突き放す。

 前半半ばまでは明らかに昌平ペース。だが31分、前橋育英はFW鈴木雄太が獲得したFKを左SB相川陽葵が鮮やかに左足で決めて1点を返す。34分には、神戸内定MF櫻井辰徳の左足CKをニアの鈴木が合わせて同点。MF新井悠太が推進力を持ってボールを運んだほか、櫻井の1タッチパスなど連係良く、幅を使った攻撃を見せる前橋育英がペースを握り返し、勝ち越しのチャンスも作り出した。

 だが、昌平は後半13分、ボランチの位置からエンドライン際まで攻め上がったMF柴圭汰が右クロス。これをDFがクリアしようとするが、小見が右足ボレーで左隅へねじ込み、3-2とした。後半、攻撃が単調となった前橋育英に対し、昌平は鹿島内定MF須藤直輝や小川、荒井、左SB小澤亮太らがボールを簡単には失わず、小見の抜け出しから追加点のチャンスも作り出す。また奪い返しも速く、相手に流れを渡さない。前橋育英も櫻井がインターセプトから左足で狙い、38分には交代出場FW両角開が決定機を迎えたが、ここは昌平GK西村遥己がファインセーブ。昌平が逃げ切り、3勝目を挙げている。

【第5節】
(10月3日)
[帝京大学グループ千住総合グラウンド]
帝京 1-2 山梨学院
[帝]宮崎海冬(49分)
[山]一瀬大寿2(4分、10分)

(10月4日)
[前橋育英高高崎グラウンド]
前橋育英 2-3 昌平
[前]相川陽葵(31分)、鈴木雄太(34分)
[昌]唐木晃(10分)、小見洋太2(13分、58分)

[矢板中央高東泉グラウンド]
矢板中央 1-2 桐生一
[矢]多田圭佑(90+3分)
[桐]入澤祥真(50分)、寶船月斗(81分)

[等々力第1サッカー場]
川崎F U-18 1-1 鹿島ユース
[川]鈴木大登
[鹿]舟崎歩武
※得点時間は判明後に更新予定

[ヴェルディグラウンド]
東京Vユース 1-0 三菱養和SCユース
[東]権田陽大(33分)
▼関連リンク
●高円宮杯プレミア&プリンスリーグ2020特集ページ

TOP