beacon

PA内で“明らかに”踏まれるもメッシPK獲得ならず…スペイン紙「リーガのVARが再び疑われることになる」

このエントリーをはてなブックマークに追加

PK獲得とはならなかったFWリオネル・メッシ

[10.4 ラ・リーガ第5節 バルセロナ1-1セビージャ]

 バルセロナFWリオネル・メッシのPK獲得は幻となった。スペイン『ムンド・デポルティボ』は明らかなファウルだった指摘し、「ラ・リーガにおけるVARの役割が再び疑われることになる」と懸念を示している。

 バルセロナは4日、ラ・リーガ第5節でホームにセビージャを迎えた。前半8分にセビージャのFWルーク・デ・ヨングに先制点を許したが、同10分にMFコウチーニョが同点弾を奪取。1-1のまま時間が経過すると、問題のシーンは後半アディショナルタイム2分に起きた。

 メッシがPA内でドリブルを仕掛けた際、DFジエゴ・カルロスに左足を踏まれて転倒。しかし、ジル・マンサーノ主審はノーファウルと判断し、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による介入も行われなかった。

 バルセロナの選手たちは抗議しなかったが、同紙は「テレビのリプレーを踏まえると、ジエゴ・カルロスとメッシの間に接触があることは明らかだ」と記し、PK判定とするべきだったと主張。さらに「物議を醸している非常に類似したプレーに対して統一された基準がないため、今回の対応により、ラ・リーガにおけるVARの役割が再び疑われることになる」と続けた。

●ラ・リーガ2020-21特集

TOP