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57年ぶりの屈辱にクロップ悲痛「2-7で負けたいと思う人がどこにいる?」

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ユルゲン・クロップ監督が歴史的惨敗を振り返った

 日本代表MF南野拓実が所属するリバプールがアストン・ビラ戦で7失点を喫して敗れた。ユルゲン・クロップ監督が歴史的惨敗を振り返っている。『BBC』が伝えた。

 4日、プレミアリーグ第4節でリバプールはアストン・ビラと対戦し、2-7で敗れた。リーグ戦で最後に7失点したのは1953年9月のサンダーランド戦まで遡り、57年ぶりの屈辱として刻まれた。

 昨シーズン、リバプールはマンチェスター・シティに18ポイントの差をつけて20年ぶりのリーグタイトルを獲得した。2019-20シーズンはプレミア初黒星を喫したのが2月29日の第28節ワトフォード戦だったが、今シーズンは4試合目での惨敗を喫した。

「0-1になったあと、自分たちの筋書きを失ってしまったかのように見えた」と『BBCスポーツ』に話したクロップ監督。FWモハメド・サラーが2ゴールを決めたものの、チームはボロボロにされてしまった。

「2-7で負けたいと思う人がどこにいる?」

「数年前、私たちは歴史をつくりたいと自分たちに言い聞かせた。この試合も歴史になったが、それは間違ったタイプの歴史をつくってしまった」

「大きなチャンスもあったが、それを生かしきれなかった。だが7失点もしてしまっているようだと、7-7にできたと言えるかどうかはわからない」

「あまりにもミスが多すぎた。しかも致命的なものも多かった。最初の失点から始まって、ゴール周辺で大きなミスをしてしまった」

「誤った場所でボールを失い、適切な守備ができていなかった。0-1になった後、私達は筋書きを失ったのように見せた。これは言い訳ではなくてね」

「普通だったら0-1で負けていても、自分たちの思ったようなプレーができる。チャンスはつくれたが、うまく守れなかった。だからボールを失うたびに、致命的なカウンター攻撃を受けることになってしまった」

「それが原因で失点してしまったし、3つのゴールがデフレクションによるものだった。ついていなかったが、偶然というわけじゃない。というのも正しくブロックできていなかったということだからね。私と選手たち以外に責めるべきところはない」

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