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[関西]阪南大がシーソーゲーム制し今季初勝利! 部員が大麻使用の近大は出場辞退へ:後期第4節

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今季初戦の阪南大が初勝利

第98回関西学生サッカーリーグ1部


 第98回関西学生サッカーリーグ1部の後期第4節が3日に行われた。3試合が延期となり今節が初戦となった阪南大甲南大に3-2で勝利。シーソーゲームを制して初白星を手にした。

 阪南大は前半6分にオウンゴールで先制を許すが、同20分にはMF大木秀仁(4年=松山工高)がゴールを決め、1-1と試合を振り出しに戻す。だが、その1分後には甲南大MF中村陽紀(1年=阪南大高)のゴールで再び1-2と勝ち越されてしまう。

 しかし、阪南大は後半から立て続けに得点。後半13分、DF石田和成(3年=町田ユース)のクロスをFW永井絢大(3年=九州国際大付高)が頭で仕留めると、同30分にはMF八田壮一郎(4年=作陽高)のアシストをFW福羅光希(2年=阪南大高)が決め切り、3-2で試合をひっくり返した。

 大阪体育大京都産業大と対戦。前半33分、MF疋田優人(4年=広島皆実高)のお膳立てをDF三輪大智(2年=履正社高)が決め、そのまま逃げ切った。試合は1-0で終了し、2試合ぶりの白星を手にした。

 びわこ成蹊スポーツ大関西大に2-1で勝利。前半24分にDF堂鼻起暉(4年=神戸U-18)が、同37分にはMF泉柊椰(2年=神戸U-18)が今季3点目となるチーム2点目を決める。後半に失点を喫したものの、びわこ大はそのまま逃げ切り、今季3勝目とした。

 桃山学院大同志社大と対戦。MF若山修平(4年=静岡学園高)、DF多賀稔人(2年=富山一高)が前半で2得点を挙げ、MF印藤虎太郎(4年=C大阪U-18)、FW山口海都(3年=立正大淞南高)が後半に2得点を挙げる。終盤に1点を返されるが、桃山大は4-1で勝利を収めている。

 立命館大大阪学院大に3-1で勝利。立命大はFW鈴木太我(4年=桐光学園高)が今季3点目で先制に成功する。同34分にはDF二宮和輝(3年=愛媛U-18)が左CKをヘディングシュートで決め、2-0とリード。さらに後半20分にはFW延祐太(4年=三島長陵高)が今季初ゴールでダメを押した。試合終了間際にオウンゴールで失点するが、そのまま白星を収めている。

 関西学院大近畿大の対戦は、関学大の不戦勝に。近畿大学の公式サイトによると、近大サッカー部は部員5名による大麻使用が発覚。大学側が事態を重く受け止め、残り試合の出場辞退を申し入れた。リーグ側はこれを受理している。

結果は以下のとおり

【第4節】
※無観客開催のため、日時および場所は非公表
(10月3日)
大阪体育大 1-0 京都産業大
[大]三輪大智(33分)

関西学院大 vs 近畿大

びわこ成蹊スポーツ大 2-1 関西大
[び]堂鼻起暉(24分)、泉柊椰(37分)
[関]沼田駿也(70分)


桃山学院大 4-1 同志社大
[桃]若山修平(27分)、多賀稔人(40分)、印藤虎太郎(53分)、山口海都(77分)
[同]長坂大陸(88分)


立命館大 3-1 大阪学院大
[立]鈴木太我(21分)、二宮和輝(34分)、延祐太(65分)
[大]オウンゴール(90+4)


阪南大 3-2 甲南大
[阪]大木秀仁(20分)、永井絢大(58分)、福羅光希(75分)
[甲]オウンゴール(6分)、中村陽紀(21分)


●第98回関西学生リーグ特集

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