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ユベントス会長が不戦勝の決定を支持「相手が会場に現れなければ処分は明らかだ」

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ナポリ戦は不戦勝となったユベントス

 ユベントスのアンドレア・アニェッリ会長が不戦勝となったナポリ戦に関して語った。ドイツの通信社『ラプトリー』が同会長のコメントを伝えている。

 ユベントスは4日のセリエA第3節でナポリを本拠地に迎える予定だった。しかし、MFピオトル・ジエリンスキやMFエリフ・エルマスなど、ナポリ側で複数の新型コロナウイルス陽性者が発生。地元カンパニア州の保健当局は感染拡大を防ぐためにナポリの移動を禁止し、アウェーチームはアリアンツ・スタジアムに行くことができなかった。

 一方、ホームのユベントスは試合当日に同会場へ予定通り到着。規定によりキックオフの予定時刻から45分後、主審が試合中止を宣言し、ユベントスの不戦勝が決まった。

 アニェッリ会長は「連盟が策定したプロトコルは良いプロトコルだと私は思っている」とリーグ側の決定を支持。続けて「スポーツ上のルールに関しては、処分は明らかだ。スポーツ上のルールだと、相手チームが現れなかった場合、懲戒処分を受けることになっている。したがってこの観点から言えば、スポーツの審判が見解を表明し、そこから審判の決定に基づき、より多くの決定が下されるだろう」と話した。

 また、クラブ公式サイトによると、アニェッリ会長はナポリのオーナーであるアウレリオ・デ・ラウレンティス氏とも会話をしたという。「彼は数日前に試合の延期を依頼するメッセージを送ってきた。私はユベントスは規則に従うと答えたよ」と同オーナーとのやり取りを明かした。

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