バルセロナのBチームに所属するFW安部裕葵は2020-21シーズンから9番を背負うことになるようだ。

　安部は昨夏に鹿島アントラーズからバルセロナBへ加入。昨季は背番号12を着け、リーグ戦20試合で4ゴールを記録した。そして2年目となる新シーズンは「9」を着用することに決定。昨季はスペイン人FWアベル・ルイスが着けていたが、シーズン途中にポルトへ移籍している。

　安部は2月に右足の大腿二頭筋断裂により長期離脱。さらに、8月には新型コロナウイルスにも感染し、難しいシーズンとなっていた。それでも、9月9日に練習復帰を果たし、同24日からチーム練習に合流。10月3日に行われたバダローナ(3部)とのテストマッチに途中出場し、約8か月ぶりの実戦復帰を果たしていた。

　6日にはトップチームとBチームが合同で練習を実施。安部は初めてロナルド・クーマン新監督の下で汗を流した。主力選手の多くは不在だったものの、ウスマン・デンベレや今夏に加入したセルジーノ・デストとともに練習をこなしている。

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