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「鎌田大地、ドスト、シウバは新・魔法の三角形」ブンデス公式がフランクフルトのトリオに注目

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 鎌田大地らフランクフルト攻撃陣に対し、ブンデスリーガ公式サイトが特集している。

 フランクフルトの攻撃ユニットについて、ブンデスリーガ公式HPが現地時間6日、特集記事を展開した。「アイントアラハト・フランクフルトの鎌田大地、バス・ドスト、アンドレ・シウバの三角形は新たな攻撃ユニットとして機能」との見出しで次のように伝えた。

「かつてフランクフルトにはルカ・ヨヴィッチ、セバスチャン・ハラー、アンテ・レビッチという魔法の三角形がいた。彼らは皆このチームから去っていったが、今のフランクフルトには新たな魔法の攻撃ユニットが完成度を高めている。すでに彼らは新しい軸となった」

「ドストを確保し、A・シウバはレビッチとのトレードでフランクフルトにやってきた。そして鎌田もベルギーでの武者修行を経て戻ってきた。指揮官アディ・ヒュッターにとっては水牛たち(ヨヴィッチ、ハラー、レビッチ)とのギャップを埋める必要があったが、19-20シーズンの途中から、彼らは独特の力強さを見せ始めた」

「A・シウバはリーグ戦12ゴールを決め、新シーズンもビーレフェルト相手にネットを揺らした。ドストは昨季負傷で離脱する期間があったものの、今では最高の状態にある。長身のオランダ人は前線でくさび役となるだけでなく周囲を生かす術にも長け、今季はここまで3試合2ゴール2アシストをマークした。指揮官ヒュッターも『ドストは昨季と違う。彼は素晴らしい』と賛辞を贈っている」

 そして鎌田については「昨季、最も成長した選手の一人。このヤパーナー(日本人)はピッチ上での視野の広さ、勇敢なドリブルでチームにインスピレーションを与えている。ヒュッターがドストとA・シウバの後ろで、彼を万能アタッカーとして起用しているのは当然のこと。この24歳はホッフェンハイム戦で独創的なドリブルを仕掛け、重要な勝ち越しゴールの起点となった」と伝えた。

 フランクフルトは移籍市場閉幕直前に、元ドイツ代表FWアミン・ユネスという新たなカードを手にした。その点については「ヒュッターにとって、スピードとドリブルの新たな武器を手に入れた。おそらくゴールに迫る選択肢が増えることになる」と期待を寄せている。そのうえで、フランクフルトにとって鎌田、ドスト、A・シウバの三角形が今季の浮沈を左右する存在と強調した。

「3試合で勝ち点7をマークしたフランクフルトは、今季順調なスタートを切った。攻撃ユニットの三角形と新戦力は、ヘッセンのチーム(フランクフルト)に順位表1ケタ台をもたらす原動力になるかもしれない」

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