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「プライドで勝った」と胸を張るFC東京DF渡辺剛。新国立での決勝を制して東京五輪へも弾みを

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FC東京が王者を退け、ファイナル進出を決めた

[10.7 ルヴァン杯準決勝 川崎F 0-2 FC東京 等々力]

 ここまでリーグ戦21試合で62得点、ルヴァン杯4試合で16得点と驚異的な攻撃力を誇ってきた川崎Fを相手に、気迫の守備で勝利を呼び込んだ。FC東京でキャプテンマークを巻く大卒2年目のDF渡辺剛は、「川崎Fの攻撃力がすごいのは分かっていたが、自分たちとしてはゼロに抑えていればチャンスがある。仕留めてくれる選手もいると分かっていた」と堂々と言った。

 今季は7月8日に味スタで行われたリーグ第3節“多摩川クラシコ”で0-4の大敗。「凄く悔しい負け方をしていたから、プライドや気持ちの部分で勝った」。言葉に実感がこもっている。

 プラン通りの試合運びでつかんだ勝利だ。

「チーム全体がしっかり守備から入って、攻撃につなげようという意思統一はできていた」。その言葉通り、立ち上がりからゴール前に守備ブロックを敷き、足を使った守りで川崎Fにプレッシャーを掛けた。さらに目を引いたのは、点取り屋たちの献身的な守備。渡辺は「ディエゴもレアンドロもそうだが、攻撃能力のある選手が守備に貢献してくれているのは、自分たちの力になる」と感謝する。

 決勝戦は11月7日、新しい国立競技場で行われる。東京五輪世代でもある渡辺にとっては、特別な思いのある舞台だ。「もしオリンピックを(予定通り今年に)やっていたら、そこに立っていた可能性もあるし、立ちたいという気持ちはずっと持っている。決勝の舞台に立てればうれしいので、リーグ戦でアピールしてピッチに立ちたい」。来夏にも思いをはせながら、大舞台への意欲を示した。

(取材・文 矢内由美子)

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