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カメルーン代表監督「相手は世界でも優秀な日本代表。得たものには満足している」

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[10.9 国際親善試合 日本0-0カメルーン ユトレヒト]

 カメルーン代表のトニ・コンセイソン監督は「将来に向けて非常にいい内容だった」と試合を総括した。

「選手たちは非常に真摯な態度で試合に臨んでくれた。国を代表しているという強い意識を持って臨んでくれた。相手は世界でも優秀な日本代表。得たものには満足している。11月のアフリカネーションズカップに向けていい準備ができたと思っています」

「全体を評価するなら70分まではいいプレーができた。最後は疲れたように見えたが、非常によいパフォーマンスだった。最初の5分くらいは非常に不安定だった。それは日本のプレスが効いていたから。4人のDFのうち一人を中盤に近づけるようにして何とか掻い潜ろうとした。そこで徐々に掻い潜るようになって、チャンスが作れるようになっていきました」

「日本が後半、戦術を変えてきたことは明らかだった。しかし我々も若い選手を試すことを試みたが、対応できると考えた。守備面で非常によく持ちこたえてくれた。最後の5分間はチャンスが作れた。今日は結果を求めていたわけではなく、チームとしていかに仕事をするかに念頭に置いた試合でした」

 カメルーンはこの試合を前に行ったPCR検査で2名の陽性が判明。守護神GKアンドレ・オナナ(アヤックス)とMFクンデ・マロング(マインツ)の離脱を余儀なくされた。

 そんな中での試合ということもあって指揮官は「ご存じの通り、今週はカメルーン代表にとっては厳しい状況になったが、その中で一部の選手を上手く起用できた」と試合ができたことへの安堵感も語っていた。

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