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カメルーン戦の久保建英にスペインメディア「最悪のニュース」

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日本代表に招集されているMF久保建英

 日本代表は9日、オランダのユトレヒトでカメルーン代表と国際親善試合で行い、0-0で引き分けた。ビジャレアルのMF久保建英はベンチスタートとなり、後半20分に途中出場。終了間際にFKから左足で際どいシュートを放ったが、無得点に終わった。

 所属元であるレアル・マドリーの専門メディア『デフェンサ・セントラル』は、ビジャレアルでの今季ラ・リーガから続く久保の“ベンチ生活”に不満を示しているようだ。また、その原因がウナイ・エメリ監督にあるとも指摘している。

 今季ビジャレアルに期限付き移籍した久保は開幕から全5試合で出番を与えられている一方、まだスタメンは1度もない。出場時間は合計79分となっている。

 同メディアは「エメリが日本のタケ・クボに引き起こした最悪のニュース」と題した記事で「タケ・クボはオランダで行われた日本とカメルーンの親善試合で先発出場しなかった。彼が悪いニュースを受け取っているのは、ウナイ・エメリがビジャレアルでやっている管理が悪いからだ。日本人選手は彼の国の旗手であり、最大のマーケティングスターである…。しかし、オランダで行われたカメルーン戦はベンチスタートとなり、65分に出場した」と言及。久保に十分な出場機会を与えないビジャレアルに対し、貸し出したレアルが不満を抱いていることにも触れた上で、次のように続けている。

「クボの結論を出すのは早計だが、日本では悪い知らせを受け続けている。最新の1つは、今日(9日)のカメルーンとの親善試合で、エメリ監督が与える怪我のリスクを考慮されて65分に入ったことだ。試合は0-0で終了したが、最も明確なチャンスを作ったのは彼だった」

「FKで質の高さを見せつけたタケ・クボは、90分にクロスバーを叩くなど、ベンチから出て試合の均衡状態を崩した。彼はすでにカンプ・ノウでのバルサ戦、そしてリーグ戦全試合で素晴らしいクオリティーを披露している」

 日本は13日、国際親善試合の2戦目でコートジボワール代表と対戦する。同メディアは「タケ・クボが自信を持ってビジャレアルに復帰するため、90分間ピッチに立つことが望まれる」と期待を寄せた。

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