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香川真司の現状は? 退団後もサラゴサの練習施設でフィットネス維持、サバデル行きは消滅か

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去就が不透明となっているMF香川真司

 MF香川真司は今後の去就が不透明となっているようだ。8日、サラゴサの地元紙『エラルド・デ・アラゴン』が報じている。

 移籍市場最終日の5日を前に、昨夏に2年契約で加入したラ・リーガ2部のサラゴサと契約の解除で合意に至った香川。フリーでの同リーグに昇格したサバデル入りが濃厚とされていたが、どうやら今のところ交渉がまとまりそうではないと見られているようだ。

『エラルド・デ・アラゴン』によると、香川は未だに数人の関係者とともにサラゴサに住まいを構えており、クラブから特別許可を得て、フィットネスを維持するためにその練習施設を使用しているとのこと。サバデルは彼の獲得を試みたが、同クラブは攻撃的MFを加えたため、新天地候補ではなくなりつつあるとも伝えられている。

 一方で、香川が望んでいた同リーグのラージョレガネスエスパニョールからのオファーは届いていないとのこと。また、昇格組ログロニェスからのオファーには断りを入れたと見られる同選手だが、サラゴサのラロ・アランテギSD(スポーツディレクター)いわく移籍金100万~150万ユーロ(約1億2500万~1億8800万円)のアジアリーグからのオファーも拒否したという。

 スペイン残留の希望が強いとされる香川。代表ウィーク明けまでには移籍先を見つけ、早めに新チームでのトレーニングに合流したいところだ。

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