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武藤嘉紀の市場価値が最高値の3分の1以下に落ち込む…独サイトがラ・リーガのデータを更新

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エイバルに期限付き移籍しているFW武藤嘉紀

 ドイツ移籍市場専門サイト『transfermarkt.de』が8日、ラ・リーガでプレーする選手たちの市場価値を更新。今夏にニューカッスルからのレンタルでエイバルに加入したFW武藤嘉紀の市場価値が低下した。

『transfermarkt.de』ではパフォーマンスや将来性、市場効果やユーザーの意見などを考慮しながら、定期的に各国でプレーする選手たちの市場価値を評価。この日、ラ・リーガの選手たち497人のデータが更新された。ランキング上位では、1位のバルセロナFWリオネル・メッシの市場価値が1億1200万ユーロから1億ユーロ(約125億円)に低下したことや、アトレティコ・マドリーGKヤン・オブラクが9000万ユーロ(約112億5000万円)に上がって単独2位につけていること、バルセロナFWアンス・ファティが8000万ユーロ(約100億円)でアトレティコFWジョアン・フェリックスらと3位タイに並んだことなどが目立った。

 一方、ラ・リーガでプレーする日本人4人のうち変動があったのはエイバルに加入した武藤と、昇格組ウエスカに所属するFW岡崎慎司の2人。武藤に関しては、ニューカッスルでは定位置をつかめずレンタル放出されたことが影響したようで、昨年6月までは1000万ユーロと評価されたこともありながら550万ユーロから300万ユーロ(約3億7500万円)へと大きく低下。34歳の岡崎は年齢が考慮された格好で、160万ユーロから150万ユーロ(約1億8800万円)に“微調整”されている。また、ビジャレアルに送り出されたレアル・マドリーMF久保建英は3000万ユーロ(約37億5000万円)、武藤の同僚のエイバルMF乾貴士は240万ユーロ(約3億円)と市場価値は変動がなかった。

 なお、武藤が順位を7位タイから11位タイに下げたことで外れた、『transfermarkt.de』が現時点に掲載する日本人選手の市場価値ランキングのトップ10は次のとおり。

1位 久保建英(ビジャレアル、3000万ユーロ、約37億8000万円)
2位 冨安健洋(ボローニャ、1800万ユーロ、約22億5000万円)
3位 中島翔哉(ポルト、1200万ユーロ、約15億円)
3位 鎌田大地(フランクフルト、1200万ユーロ、約15億円)
5位 南野拓実(リバプール、1000万ユーロ、約12億5000万円)
6位 堂安律(ビーレフェルト、630万ユーロ、約7億9000万円)
7位 酒井宏樹(マルセイユ、550万ユーロ、約6億9000万円)
8位 伊東純也(ゲンク、450万ユーロ、約5億6000万円)
9位 奥川雅也(ザルツブルク、400万ユーロ、約5億円)
10位 吉田麻也(サンプドリア、380万ユーロ、約4億8000万円)

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