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10番MF森島司の神FKなど3得点! 広島が清水との打ち合い制して2連勝

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見事なFKを決めた広島MF森島司(右)

[10.10 J1第21節 清水2-3広島 アイスタ]

 J1第21節が10日に行われ、11位サンフレッチェ広島は敵地で17位清水エスパルスを3-2で下した。前半13分にMF森島司が先制ゴールを決め、後半4分に清水のFWジュニオール・ドゥトラに同点弾を献上したが、同6分にFWレアンドロ・ペレイラ、同30分にMF川辺駿がそれぞれゴール。同41分に清水のFW後藤優介に移籍後初得点を許したものの、1点差で逃げ切り、2連勝を飾った。

 雨中の一戦は衝撃のゴールで幕を開ける。前半13分、広島がPA後方やや左でFKのチャンスを迎えると、キッカーを務めたのは背番号10の森島。右足で放った無回転シュートが横っ飛びしたGK西部洋平から逃げるようにゴール右隅に突き刺さる。森島の3試合ぶりとなる今季4得点目でアウェーの広島が先制した。

 ところが前半26分にアクシデント。FW永井龍が相手に寄せた際に負傷して起き上がれなくなり、担架で運び出される。広島は同28分にFWドウグラス・ヴィエイラを緊急投入。その後は清水に攻め込まれたが、ゴールを許さずに1点リードで前半を折り返した。

 雨が強くなった後半は立ち上がりから激しい展開となる。後半4分、清水の右CKの流れからDF六平光成がグラウンダーのクロスを送ると、ニアのJ・ドゥトラが右足でシュート。GK林卓人に触られたボールが転がりながらゴールラインを割る。J・ドゥトラは2戦連発弾で今季3点目とした。

 しかし、広島はすぐに勝ち越しゴールを奪う。後半6分、PA右外のFKからキッカーの森島が右足でクロスを供給。ファーに流れたボールを途中投入のL・ペレイラが左足で豪快に蹴り込み、今季9ゴール目を記録した。

 飲水タイム明けの後半30分には追加点を奪取。右サイドの途中出場MF浅野雄也がドリブルで前進し、内側から追い越してきた川辺にスルーパスを出す。PA内右に走り込んだ川辺は右足のダイレクトシュートでニアを破り、今季2得点目をマークした。

 清水は後半41分、PA内右のDF奥井諒のクロスから、ファーの後藤がダイビングヘッドを決めて2-3とする。後藤は出場20試合目で待望の加入後初ゴール。途中出場コンビで1点差に迫った清水だったが、そのままタイムアップとなり、4連敗を喫した。

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