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33歳カバーニ獲得の古巣マンチェスター・Uに疑問のスコールズ氏「5、6年前なら最高の契約だったが…」

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 元マンチェスター・ユナイテッドポール・スコールズ氏は、エディンソン・カバーニの古巣加入に疑問を感じているようだ。

 6月末にパリSGから退団したカバーニは、3か月間無所属が続いたものの、移籍市場最終日の5日にマンチェスター・Uと契約を締結。33歳のウルグアイ代表ストライカーには、即戦力としてだけではなく、将来有望な若手の成長を助ける役割が求められている。

 しかし、マンチェスター・Uのレジェンドであるスコールズ氏はこのベテランFW獲得に疑問を持つ様子。アレックス・ファーガソン政権下に短期の期限付き移籍で獲得したヘンリク・ラーションのようなインパクトを残せると予想するも、長期ビジョンの観点から何の解決策にもならないと『Stadium Astro』で主張した。

「彼は確かにトップクオリティのセンターフォワードだ。このことに疑いはない。ただ、すでに33歳で、引退に近づいているように見える。昨シーズンはPSGで多くプレーできてはいない。5年や6年前なら最高の契約で、私たちを次のレベルに押し上げた可能性があった。でも、今彼が私たちを次のレベルに連れて行ってくれるとは思えない」

「これが今のマンチェスター・ユナイテッドで、私たちのチームにいるフォワードについて考えれば…、カバーニはローン契約にすべきだった。センターフォワードなしで苦戦するようだったら、その時期を乗り越えるために2か月や3か月のローンで十分だ」

「ヘンリク・ラーションと同様だ。33歳や34歳の最高のセンターフォワードは、わずかなギャップを埋めるためだけの存在だ。当時の私たちにはまさにこのような選手が必要だった。今回、33歳のカバーニと2年契約を締結したことを目の当たりにしたが、とても不思議なことのように感じている。それでも、彼はやってくれるだろう」
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