マンチェスター・ユナイテッドのMFスコット・マクトミネイは、オーレ・グンナー・スールシャール監督への信頼を強調した。

　今シーズンの開幕3試合を終えて1勝2敗の16位と低迷するマンチェスター・U。唯一の勝利であるブライトン戦も相手に押される状況が続き、またトッテナム戦ではホームで6失点を喫する失態を演じた。

　この低調なシーズンスタートを受け、スールシャール監督の進退問題に発展しかねない状況に。さらに、中心選手であるブルーノ・フェルナンデスからの信頼を失ったとも報じられる。加入以降活躍を続け、昨シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献したポルトガル代表MFは同指揮官がクラブに適した人間ではないと感じ、また今夏の補強失敗にも不満を抱えているようだ。

　不振が続く限り指揮官の周辺は騒がしさを増すばかりだが、マクトミネイは『TV2』で「クラブ全体が彼をサポートしている。僕たちみんなが彼の発したすべての言葉を信頼している。もちろん彼だけではない。マイク・フェラン、キーラン・マッケンナ、マイケル・キャリック、スタッフみんなの言葉を信頼している」と強調した。

　また、スールシャール政権の2年間について問われた同選手は「ファンタスティック」と回答し、「僕を成長させてくれたり、プレー時間を与えてくれた。彼のおかげだ」とコメントした。

　厳しい状況に立たされるマンチェスター・Uは、17日にニューカッスル・ユナイテッド戦を迎える。

---

●プレミアリーグ2020-21特集