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33歳となったメッシに心境の変化…「以前ほど得点にはこだわらない」

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FWリオネル・メッシに心境の変化か

 バルセロナFWリオネル・メッシは今年で33歳。17歳からプロキャリアをスタートさせたアルゼンチン人は、サッカー人生の晩年を迎えつつある。ピッチ上では、個人的な目標よりも、チームを優先することを決めたようだ。15日、スペイン『アス』が伝えている。

 稀に見る得点力でサッカー界を席巻してきたメッシは、バルセロナにおける歴代のトップスコアラーでもあり、アルゼンチン代表でも先日139試合目で71得点目をマークした。メッシといえばゴールと結びつくものだが、本人は得点を取ることを一番の目標にはしていないようだ。

『ラ・ガルガンタ・ポデローサ』誌のインタビューでは「今は以前ほど得点にはこだわらなくなった。チームのためにベストを尽くそうと努力している」と心境の変化を語る。今夏には退団の意向をクラブに伝えたものの、最終的には残留。3シーズン目のキャプテンにも就任した。激動の夏を越えて、仲間のために献身的に働くことを強く決意したようだ。

 コロナ禍により社会状況が厳しい状況となった現在、「不平等は大きな問題のひとつだ」と社会問題にも注目する。パンデミックの時期には、すべての人が水や電気、食料にアクセスできるようにならなければならないと考えており、個人でも財団を通して病院や組織団体に多額の寄付を行なったという。100万ユーロ(約1億2400万円)を提供し、そのお金はバルセロナの病院とアルゼンチンの別の医療セクター間で共有された。

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